「おしゃれでナチュラルなシンボルツリーを植えたいけれど、大きくなりすぎたり、手入れが大変だったりするのは避けたい」「里山のような雑木の庭にしたいけれど、スペースが限られている」
このようなお悩みをお持ちの方にぴったりなのが、成長が穏やかであまり大きくならない庭木です。里山のような自然な風景を、ご自宅の小さなスペースでも楽しむことができますよ。
この記事では、植栽メンテナンス業務に7年間携わった経験をもつ筆者が、成長がゆっくりで狭い庭でも育てやすい、小さめシンボルツリーにおすすめのナチュラルな中低木を3種、参考価格とあわせてご紹介します。
1. 狭い庭でも育てやすいナチュラルな小さめシンボルツリー!この記事のポイント3つ
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春夏秋冬の美しい変化が魅力!紅葉や可憐な花を楽しめる「ドウダンツツジ」 -
半日陰でもOK!手入れが簡単で圧迫感の少ない常緑中木「ソヨゴ」 -
花や赤い実が愛らしい!楚々とした雰囲気を感じられる「オトコヨウゾメ」
2. ナチュラルガーデンに映える!小さめシンボルツリーにおすすめの庭木3選
2.1 ドウダンツツジ[落葉低木]:四季の変化に富んだ姿が美しい
春に釣鐘型の可憐な白い花を咲かせるドウダンツツジ。春から夏は小さく明るい色の葉が爽やかな雰囲気を演出し、秋には鮮やかな朱色やオレンジ色に染まります。
冬には落葉しますが、赤みを帯びた繊細で美しい枝ぶりを楽しむことができ、霜や雪が付いた時のコントラストも素敵。低木でありながら日本の四季を存分に感じられる、小さな雑木の庭のシンボルツリーにぴったりの庭木です。
西日を避けた日当たりのよい場所に植えると、花つきがよくなり紅葉も色鮮やかになります。大きくなってきたと感じたら、花が咲き終わった直後に長く伸びた枝を根元からカットすると、自然な形を保ちつつ大きさを抑えられます。
※参考価格:6000円~1万5000円前後(高さ1.0m前後)
水切れには少し弱い印象なので、地植えでも、雨があまり降らず地面が乾燥しているときは水やりをしてあげるといいですよ。
2.2 ソヨゴ[常緑中木]:半日陰にも植えられて、愛らしい小花や赤い実などが楽しめる
ソヨゴは、一年中楽しめる明るい葉色と爽やかな雰囲気が魅力的な常緑樹。風が吹くと葉がこすれ合い、「さらさら」という心地よい音を立てます。
一度にたくさんの葉が落ちることはあまりなく、成長がゆっくりで圧迫感が少ないため、小さな庭に少し高さのあるシンボルツリーを植えたい場合におすすめです。春に咲く小さな花や、雌木が秋につける赤い実は、季節の移ろいを感じさせてくれます。
日なたから半日陰の、水はけがよい場所を好みます。強い西日が当たる場所は避けましょう。剪定はほとんど不要で、手入れが簡単な点も嬉しいポイントです。寒さには少し弱いため、関東以南の暖かい地域に植えるのが適しています。
※参考価格:1万5000円~2万5000円前後(高さ1.5m前後)
2.3 オトコヨウゾメ[落葉低木]:楚々とした雰囲気と季節の変化が美しい
オトコヨウゾメは春には白い小花を、秋には赤い実をつけ、枝から垂れ下がるように咲く花や実が、楚々として愛らしい雰囲気です。秋には葉がオレンジや赤に色づき、やがてシックな銅色へと変化していく様子も楽しめます。
繊細な樹形が美しく、四季の移ろいを感じられるコンパクトなシンボルツリーを探している方におすすめ。狭い庭や玄関先の小さなスペースに1本植えるだけでも、自然な風景を演出してくれます。
日なたから半日陰の風通しがよい場所を好みます。成長が緩やかなため、頻繁な手入れは必要ありませんが、剪定をする場合は落葉期の晩秋か早春に行うのがよいでしょう。
※参考価格:1600円~3500円前後(3号ポット苗)
3. 小さなシンボルツリーで叶える、里山のような癒しのナチュラルガーデン
狭い庭でも育てやすい、ナチュラルガーデンにおすすめのシンボルツリーを3種類ご紹介しました。植えてみたい庭木は見つかりましたか?
忙しい日々の中、自然の風景を眺めながらほっと一息つける時間はとても貴重です。ご自宅に、里山のような雰囲気を感じられる癒やしの空間があれば、心に少しゆとりが生まれるかもしれません。
この記事を参考に、小さなスペースでも楽しめるナチュラルな庭づくりを始めてみてはいかがでしょうか。
4. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?
さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。
- 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
- 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
- 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
- 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。
「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。
可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。






