玄関先などの限られたスペースを、モダンで洗練された空間に生まれ変わらせてみませんか。強い日差しや乾燥を好む植物を集めたドライガーデンは、ローメンテナンスで楽しめる小さなオアシスです。
ワイルドな石とみずみずしいグリーンがうまく調和し、帰宅するたびに心を癒やしてくれるでしょう。今回は小さなドライガーデンにおすすめの暑さと乾燥に強い植物を、参考価格とともに紹介します。
記事最後には、小さなドライガーデンに立体感を出すレイアウトのコツについてもお伝えしますので、さっそく見ていきましょう。
1. この記事で紹介する「玄関先でつくる暑さと乾燥に強いドライガーデン」にまつわるあれこれ
- 玄関先の小さなドライガーデンにおすすめ《暑さと乾燥に強い植物》6選
- 小さなドライガーデンに立体感を出すレイアウト3つのコツ
- 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
2. 玄関先の小さなドライガーデンにおすすめ《暑さと乾燥に強い植物》6選
2.1 乾燥に強く、色鮮やかでエネルギッシュな花が咲く「ガザニア」
夏の強烈な西日やコンクリートの照り返しにも負けず、色鮮やかで力強い花を咲かせるガザニア。乾燥した環境を好み、水やりの手間がほとんどかかりません。
日が当たると花を開き、曇りの日や夜には閉じるユニークな性質を持っています。
※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)
2.2 春から晩秋まで可憐な小花がずっと咲く「バーベナ」
バーベナは春から晩秋までの長い期間、小さな花が集まって開花。地面をはうように旺盛に広がる品種は、グランドカバーとしても活躍します。
ゴツゴツした石の足元に、ふんわりとした柔らかさを添えるクッション役に最適です。
一年草の品種と多年草の品種があり、多年草の方がより暑さに耐性があります。草丈も品種によって異なるため、タグを確認してから購入しましょう。
※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)
2.3 葉に水分を蓄え、真夏でもかわいい花が次々と咲く「ポーチュラカ」
肉厚の葉にたっぷりと水分を蓄え、乾いた土壌でも元気に育つポーチュラカ。地面を低くおおうように広がり、赤・ピンク・黄色・オレンジ・白など花色が豊富です。
伸びすぎた茎を切って土に挿しておけば、簡単に株が増やせます。
※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)
2.4 バラの花のように美しい多肉植物「アガベ・パリー」
アガベ・パリーはバラの花のように美しい多肉植物。青みがかったシルバーグレーの肉厚な葉が規則正しく重なり合い、ドライガーデンのフォーカルポイントとして存在感を放ちます。
生長が緩やかで比較的コンパクトにまとまるため、狭いスペースにおすすめです。
※参考価格:1000円~1300円前後(3号ポット苗)
2.5 ドライガーデンに立体感を演出する「ミルクブッシュ」
サンゴのように細い緑色の枝が、分岐しながら上へと伸びていくミルクブッシュ。ユーフォルビアの一種で、個性的なフォルムがドライガーデンに洗練された雰囲気をもたらします。
縦の立体感を演出し、横に広がらずスタイリッシュに収まるのが魅力です。
※参考価格:700円~1000円前後(3号ポット苗)
2.6 猛暑に強く、肉厚の葉がワイルドな「アロエ・ストリアツラ」
アロエ・ストリアツラは耐暑性とともに耐寒性も強いのが特徴。茎が木質化し、肉厚の葉を茂らせる姿がワイルドでエキゾチックです。
冬には株元から鮮やかなオレンジ色の花穂を咲かせます。
※参考価格:1000円~1500円前後(3号ポット苗)
3. 小さなドライガーデンに立体感を出すレイアウト3つのコツ
3.1 傾斜で高低差を出す
花壇の奥を高く、手前を低くして傾斜をつけ、ひな壇状の土台をつくりましょう。背が高くなる植物を後ろに植え、手前にはうように広がる植物を植えることで、奥行きが生まれます。
狭いスペースでも植物同士が重なりにくく、それぞれのフォルムを際立たせるのに効果的です。
3.2 異なる大きさの石を置く
ゴツゴツとした石は、ドライガーデンの重要な要素です。主役となる大きな石、それを支える中くらいの石、足元をなじませる小石や砂利を組み合わせましょう。
大きさの異なる石がランダムに並ぶことで、小さなスペースにダイナミックな景観が生まれます。
3.3 植物の形や質感の違いを際立たせる
質感や形状が異なる葉を組み合わせることで、視覚的な奥行きを演出します。硬くて鋭い葉を持つ植物の隣に、細長くしなやかな植物を配置してみましょう。
正反対のフォルムが隣り合うことで、限られた空間の中に立体感が生まれ、視覚的な広がりを感じさせます。
4. 暑さと乾燥に強い植物で玄関先をおしゃれなドライガーデンに
家の第一印象を決める玄関先。石のゴツゴツとした質感と、個性的な植物たちが調和するドライガーデンは、狭いスペースとは思えないほどの洗練された空間を演出してくれます。
毎年の厳しい猛暑や乾燥に悩まされることなく、水やりなどの手間が省けるのもうれしいところです。暑さと乾燥に強い植物を玄関先に植えて、ナチュラルでおしゃれなドライガーデンをつくってみませんか。
5. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
※分類には諸説あります。
※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。
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