6. 制作時間は1日30分ほどで10日間

制作にかかった時間を聞くと「この作品の制作期間は約10日間程でした」と教えてくれた@northtakaさん。

「僕は普段、本職の仕事をしていて、アート制作は仕事が終わって帰宅したあと30分程しか制作しないんです。やっぱり、仕事から帰宅して制作ともなると集中力が続かないんです。細い箇所では1mm以下の線の細さにもなるので、切らないように細心の注意を払って切っているんです」と、集中力が必要な作業であることを教えてくれました。

こだわった点は、ラブちゃんの表情だそう。「どれだけ、紙の切り絵でリアルさを出せるか、こだわって制作しています」と説明します。

7. 著者からの一言コメント

高橋さき
1枚の紙からできた「切り絵」の制作は、とっても難しそうな印象です。@northtakaさんが繊細な線でリアルに表現したラブちゃんの姿には、情熱に加えてラブちゃんへの愛情を感じました。今後も素敵な作品をたくさん見たいです(ライター 高橋さき)

8. 日本のアート市場規模・芸術家の売上高はどれくらい?

ここからは記事の内容にちなんで、日本のアート市場規模をご紹介します。

経済産業省の調査によると、2021年の日本のアート市場規模は2363億円で、世界の7兆円に対してわずか4%程度にとどまります。

また、日本の芸術家の年間平均売上高は約280万円であり、3490万円の広告業や1210万円のデザイン業と比べても大幅に低い水準です。

そのため芸術家として専業で生計を立てる厳しさが浮き彫りとなっています。

一方で、近年はアートが持つ企業の成長支援や地域活性化などの経済的な価値に注目が集まっており、今後は国内市場の拡大や環境改善に向けた展開が期待されています。 

今回はThreadsで話題になっている「切り絵で表現した愛犬」をご紹介しました。

参考資料

高橋 さき