2026年6月12日に開幕した「2026 FIFAワールドカップ(以下、W杯)」も、いよいよ佳境を迎えています。残りは3位決定戦と決勝の2試合を残すのみです。

本記事では、地上波で見ることができる「決勝&3位決定戦」のスケジュールと対戦カードを紹介します。

記事後半では、過去最高を記録したFIFA収入の内訳と要因も解説します。

1. 本記事の3つのポイント

  •  2026 FIFAワールドカップ準決勝の振り返り
  •  決勝&3位決定戦の放送・配信スケジュール
  •  決勝&3位決定戦の注目ポイント

2. 3位決定戦&決勝の組み合わせは?

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出所:FIFA

出所:FIFA

過去最多となる48カ国が本戦に出場した今回のW杯ですが、ベスト4の顔ぶれはFIFAランキングの上位4チームが占める順当なものになりました。

準決勝のフランス vs スペインは「事実上の決勝」といわれるほど、実力の高い2チームの激突でしたが、0-2でスペインが勝利。攻守にわたってハイレベルな組織的なプレーが機能し、フランスを完全に封じ込めました。

一方のイングランド vs アルゼンチンは、イングランドが先制して逃げ切るかと思われましたが、終盤にアルゼンチンが怒涛の攻めをみせて逆転。2大会連続の決勝進出を決めました。

残り2試合は

  • 【3位決定戦】フランス vs イングランド
  • 【決勝】スペイン vs アルゼンチン

という組み合わせになっています。

3. 【決勝&3位決定戦】地上波の放送スケジュール

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Gorodenkoff/shutterstock.com

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決勝&3位決定戦の試合は地上波ではいずれも【NHK総合】で放送されます。日本時間のスケジュールは以下の通りです。

3.1 【3位決定戦】

  • 7月19日(日)フランス vs イングランド 6:00〜(NHK総合)

3.2 【決勝】

  • 7月20日(月)スペイン vs アルゼンチン 4:00〜(NHK総合)

NHK総合でリアルタイムで放送されている試合は「NHK ONE」でも配信されているため、どちらの試合もスマートフォンからアプリ経由で楽しむことも可能です。

また、全104試合をライブ配信している有料の動画配信サービス「DAZN」でも、決勝と3位決定戦に関しては、会員登録をすれば無料で視聴することができます。

いずれも日本時間では早朝の試合となりますが、日曜日と祝日ということもあり、暦通りに休みがとれる方であれば、平日よりは視聴ハードルは低いかもしれません。

4. 【決勝&3位決定戦】それぞれの試合の見所は?

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ACHPF/shutterstock.com

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W杯の今大会のラストを飾る2試合は強豪同士の激突ということもあり、多くの見所があります。

4.1 【決勝】スペイン vs アルゼンチンの見所

アルゼンチンは前大会で優勝しており、2連覇がかかっています。もし達成されれば1962年のブラジル以来、64年ぶり。39歳のメッシがW杯に出場するのは今回がラストとみられており、国内の盛り上がりも最高潮に達しています。

スペインは2010年大会以来の優勝を狙います。エースであるラミン・ヤマルは若干19歳で、メッシとの歳の差は20歳。神童対決&バルセロナの新旧エース対決としても、注目されています。

4.2 【3位決定戦】フランス vs イングランドの見所

歴史的にも因縁が深い両国は、サッカーにおいても強いライバル意識を持っています。前大会では準々決勝でぶつかり、フランスが2-1で勝利。3位決定戦とはいえ、それぞれ高いモチベーションで試合にのぞむことが予想されます。

得点王争いにも注目が集まります。現在のトップは、アルゼンチン・メッシとフランス・エムバぺの8得点ですが、イングランドのベリンガムとケインも6得点で並ぶ可能性は十分にあります。

5. FIFAの2026年北中米大会の収入は前大会の約1.5倍!

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hxdbzxy/shutterstock.com

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国際サッカー連盟(FIFA)が発表している財務データによると、2026年北中米大会に向けた4年サイクル(2023~2026年)の総収入は約130億ドルに達する見込みです。

さらに、大会が開催される2026年単年の総収入予算だけでも、史上最高となる89億1100万ドルを記録。これは2022年カタール大会(単年実績:57億6900万ドル)の約1.5倍に相当します。

収入の内訳は以下の通りです。

  • テレビ放映権/2022年カタール大会:29億5800万ドル→2026年北米大会年:約39億2500万ドル(約1.3倍)
  • チケット&ホスピタリティ/2022年カタール大会:9億2900万ドル→2026年北米大会年:約30億1700万ドル(約3.2倍)
  • マーケティング権利(スポンサー)/2022年カタール大会:14億2400万ドル→2026年北米大会年:約17億8600万ドル(約1.3倍)
  • ライセンス権利/2022年カタール大会:2億7000万ドル→2026年北米大会年:約1億1100万ドル(約0.4倍)
  • その他収入・所得/2022年カタール大会:1億8600万ドル→2026年北米大会年:約7200万ドル(約0.4倍)

※2022年は確定実績値、2026年は予算案の数値

一部減少している項目もありますが、テレビ放映権やスポンサー料といった主要ビジネスが順調に拡大しており、なかでも「チケット&ホスピタリティ」は約3.2倍と驚異的な跳ね上がりを見せています。

この背景には、北米のスタジアムが巨大なキャパシティを持つことに加え、1試合あたりのチケット単価が高く設定されていることがあります。

さらに、富裕層向けの「高級ホスピタリティパッケージ(高級ラウンジや食事付きのVIP席)」の需要が桁違いであることも、過去最大の収入を牽引する要因です。

また、今大会から出場チーム数が32カ国から48カ国へ、試合数も64試合から104試合へと大幅に増加したことも、全体の収入を大きく押し上げています。

一方で、こうした収入を重視する姿勢(商業主義)の弊害として、超過密日程による選手への負担増や、一般サポーターの経済的排除といった深刻な問題も表面化しています。特に高額すぎるチケット代は現地ファンの怒りを買っており、本来は非営利団体であるはずのFIFAのあり方については、今後も強い議論が続くことになりそうです。

参考資料

LIMOスポーツ部