記録的な暑さが続いた今年の夏。まだまだ厳しい残暑が続くこの時期、ジリジリとアツい屋外を移動して冷房の効いた室内に入った瞬間、「汗をかいたせいで、肌にインナーがベタッと張り付いて不快…」という経験を日々繰り返している方も多いのではないでしょうか。
「汗でベタベタするのがつらい」「汗ジミが気になって服選びに困る」――そんな日本の夏ならではの悩みを解消し、2024年3月の発売以降、数々の賞を受賞し、大ヒットを記録しているインナーがあります。グンゼ株式会社の「アセドロン」です。
今回は、グンゼの開発チームであるMD戦略部の東浦さん、インナーウェア統括部 企画開発グループ 商品企画課 課長の藤本さん、同課の水野さんに、その「人気の秘密」について話をうかがいました。従来の冷感・速乾インナーとの違い、支持されている理由、開発のこだわり、おすすめのラインナップまで、詳しく教えてもらいました。
1. 夏インナー「アセドロン」のすごさは、汗のベタつきを軽減する「究極の肌離れ」にあり!
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グンゼ株式会社 開発チームの皆様(左から MD戦略部 東浦様、インナーウェア統括部 企画開発グループ 商品企画課 課長 藤本様、同課 水野様)
――毎年の酷暑にニーズが高まっていることもあり、「汗対策」や「接触冷感」などを謳う機能性インナーの選択肢は多数。そんな中で「アセドロン」が支持されている決定的な違いは、どこにあるのでしょうか。
グンゼ 開発チーム:
「アセドロン」シリーズ1番の強みは『肌離れ性』を極めたことです。
市場の汗対策インナーは、『吸汗速乾』や『接触冷感』といった機能が中心でした。けれども調査してみると、こうした夏用インナーの満足度は低いという結果に。
そこで、わたしたちは、この「満足度が低い」原因を『汗のベタつき』と捉え、それを解消するべく独自のテクノロジーを開発し、アセドロンに採用しています。
また、名前を見ただけで、独自開発した新しい機能が伝わるよう、キャッチーな「アセドロン」というネーミングとシンボルを生み出しました。体感できる圧倒的な機能を直感的に伝えること、これがアセドロンの強みです。
2. 大ヒットの理由……生活の一瞬を捉えたプロモーションと購入者の高い熱量
――これほどの数字を記録した背景には、どのような販売戦略や購入者の反応がありましたか?
グンゼ 開発チーム:
プロモーションでは、アセドロンを着用することで、どんな効果があるのかを訴求するため、「汗の不快を強く感じるモーメント」を狙い撃ちする戦略をとりました。例えば、通勤・通学時など「汗だくになる瞬間」に目にしてもらえるよう、バス停や駅のホームに交通広告を集中投下しました。
こうした、「屋外から室内に入ったとき」に感じる「汗がベタベタする不快感」という、日々感じている生々しい悩みに寄り添えるアプローチによって、全国の主要量販店から弊社オンラインストアまで、幅広い販路で多くの方に手に取っていただける結果となりました。
売れ方の特徴としては、お客様の「熱量の高さ」と「行動の速さ」です。実際に購入した方からの熱量のあるレビューがオンラインストアに寄せられる、一時的な品切れ時には再入荷について多数の問い合わせをいただくなど、さまざまな面でこうした反応の多さ・強さを感じています。
目指していたとおり、通勤・通学などで日々暑さと戦う多くの方々に、「アセドロン」の魅力がしっかりと届き、生活の必需品として受け入れられている証拠だと捉えており、作り手としてこれ以上ない喜びを感じております。
3. アセドロンの「究極の肌離れ」を支えるのは、「珪藻土」をヒントにした独自の糸
――「究極の肌離れ」を実現するために、どのような技術が使われているのでしょうか。開発の裏話があれば教えてください。
グンゼ 開発チーム:
近年の日本の夏は「酷暑化」が進み、従来の「ただ乾きやすいだけの化繊インナー」では、汗をかいた瞬間のベタつきや、冷房室内に戻ったときの汗冷えを対策することが難しくなっていました。
開発チームには当時「これまでの延長線上のインナーでは、現代の夏には通用しない」という強い危機感がありました。
そこで、機能糸を組み合わせるアプローチを取りましたが、「吸湿(ムレを吸う)」と「速乾(汗を乾かす)」という、あちらを立てればこちらが立たない二律背反(トレードオフ)の調整に、開発初期は非常に苦心しました。
繊維を芯部と鞘部に分けた多孔質構造2/5
出所:株式会社グンゼ
最大のブレイクスルーは、バスマットなどで有名な「珪藻土(けいそうど)」の構造に着目し、独自の紡績技術により、繊維の内部に目に見えない無数の隙間を空けた「多孔質構造の糸」を開発したことです。
この構造により、汗を一瞬で吸い込み、外へ吐き出すルートを確保することで、素材の限界を突破できた瞬間でした。グンゼではこの圧倒的な機能性を、「サッと吸湿・シュッと放湿・パッと速乾(サッ・シュッ・パッ)」と表現しています。
4. 「もう戻れない」の声多数。アセドロンは「冬の満員電車対策」としても定着しつつある
――多くのお客様に指示されているアセドロン。実際に購入した方からはどんな声が届いていますか?
グンゼ 開発チーム:
購入した方から最も支持されているのは、名前どおりの「圧倒的な肌離れの良さ」です。「服が肌に張り付く不快感が本当にない」「じわっと汗ばむ空間でもムレが抜けていく」といった声が多く、衣服内の湿気をそもそも残さない「サッ・シュッ・パッ」の構造が、確かな体感として伝わっています。
中でも手応えを感じたうれしい反響は次の2点です。
【反響その1】既存の選択肢から新たな『定番』へ
「アセドロンのサラサラ感を知ってからはもう戻れない」と、今まで着ていたものとの「明らかな体感差」で選ばれています。
【反響その2】まとめ買いと通年愛用への発展
「快適すぎて引き出しのインナーを全て買い替えた」というリピートや、「冬の満員電車のじっとり汗・ムレにも最高」と、夏を越えて年間定番化する動きも生まれています。
私たちは技術的な数値だけでなく、日々の会話から見えてくる「不快感」という、より深いレベルの着心地を追求してきました。その結果を実感していただけていることを、大変嬉しく思っております。
アセドロンは2024年3月の発売以降、ロングセラーブランドに肩を並べるほどの高いリピート率で推移し、リピート購入までの期間が短いのも特徴です。過酷な夏を乗り切るための必需品として、確かな支持をいただいていると感じています。
5. アセドロンで最初に選ぶなら…「ビジネス対応のTシャツ」と「座り汗対策のペチパンツ」を
――ラインナップが豊富なアセドロン。読者に向けて、特におすすめのアイテムを聞いてみました。
グンゼ 開発チーム:
「初めて買うならコレ」とひとつに絞ったおすすめはあえてしていませんが、ライフスタイルや汗の悩みに合わせて選べるのがアセドロンの魅力です。
暑い夏の時期は特に、ビジネスシーンでも使いやすく汗ジミが分かりにくい新商品「アセドロンTシャツ」がおすすめです。
また、定番の「アセドロン汗取り付きインナー」に加え、座っているときの太もも・お尻のベタつき(座り汗)を防ぐ「アセドロンペチパンツ」もイチオシです。
展開はインナーだけにとどまらず、足のムレ対策のソックスから、寝苦しい夜を快適にするパジャマまで、メンズ・レディースともに幅広く揃っています。日中から就寝時まで、生活シーンに合わせて取り入れていただけるはずです。
5.1 【注目アイテム その1】アセドロン Tシャツ 3080円(税込)
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アセドロンTシャツモデル身長180cm Mサイズ着用・白
1枚で着てもサマになるデザインで、気になる汗ジミも分かりにくい構造に。カラーバリエーションも豊富に展開されています。
5.2 【注目アイテム その2】アセドロン 汗取り付きインナー 1870円~(税込)
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アセドロン、汗とり付きインナー
5.3 【注目アイテム その3】アセドロン ペチパンツ 2200円(税込)
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アセドロン、ペチパンツ
定番の汗取り付きインナーやペチパンツのほか、足のムレ対策のソックス、寝苦しい夜を快適にするパジャマまで、メンズ・レディースともに揃っています。
6. 取材後のまとめコメント
今回は、大ヒットを記録中のグンゼ「アセドロン」の開発チームに、その人気の秘密を伺いました。
「接触冷感」ではなく根本的な「汗のベタつき」を軽減する独自のテクノロジーと、通勤・通学のリアルな瞬間に寄り添ったプロモーション。この両輪があったからこそなのだと感じます。過酷さを増す日本の夏を乗り切るための一つの選択肢として、注目したいアイテムです。
「冬の汗対策にもいい!」という話もあったとおり、まだまだ暑さの残る今の季節はもちろん、冬まで一年中ずっと使えるインナーとして取り入れるのもいいですね。