暖かな風が吹き始め、お庭づくりへの意欲が高まる季節。植物のある暮らしには憧れるけれど、「こまめなお手入れを続ける自信がない」と一歩を踏み出せずにいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時に頼りになるのが、環境が合えば、季節の訪れとともに毎年その姿を見せてくれる多年草です。忙しい日々の中でも、無理なく植物との暮らしを叶えてくれます。

少しの工夫で庭が洗練される、気負わずに育てられる品種を、参考価格とともに3つピックアップしました。

1. 庭に馴染めば「植えっぱなしで毎年花咲く」

今回は、お庭やベランダを洗練された空間に導いてくれる、育てやすくてルックスも抜群な多年草をご紹介します。

1.1 春の陽光を弾いてきらめく「オステオスペルマム」

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鮮やかなオステオスペルマム

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春の光をいっぱいに浴びて、パッと開く花姿が美しいオステオスペルマム。くっきりとした花弁が、空間をワントーン明るく演出してくれます。

近年はアンティーク調のニュアンスカラーや、スプーンのようなユニークな形の花びらを持つ品種など、洗練された色合いのものが数多く登場しています。

春から初夏にかけて次々と開花し、長く楽しめるのも魅力のひとつ。高温多湿を避ける性質があるため、梅雨前に少し切り戻しをして風通しを確保してあげましょう。株が蒸れにくくなり、涼しい環境を整えてあげることで、夏を越せる可能性がぐんと高まります。

なお、強い霜や氷点下5度を下回るような寒さは少し苦手です。寒冷地では鉢植えにして、冬は冷たい風や霜が直接当たらない軒下に移動させてあげると安心ですよ。

※参考価格:500円前後(3号ポット苗)