海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、動物専門の動画パブリッシャー「TheDodo」の公式Instagramアカウント「@thedodo」の投稿。

今回は、無理な育種で生まれた犬が幸せを取り戻す物語を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で98万回再生されるなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、獣医師・動物看護の年収についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. この記事の3つのポイント

  •  人間の都合で体が腫れ、息をするのも苦しい状態で生まれた犬の保護
  •  新しい飼い主に引き取られ、たっぷりの愛情を受けて幸せに暮らす姿
  •  動物の命を救う獣医師の平均年収が約680万5000円という現実

 

2. 人間の都合による「無理な育種」で生まれた犬

海外のSNSで話題になっているのは、無理な育種で生まれた犬が、幸せを取り戻す物語です。救われた犬の名前は「ビッグス」。

保護された当時、ビッグスは顔や体がひどく腫れあがった状態でした。これはフレンチブルドッグ特有の深いシワ、そして「人間が好む見た目」のために無理な育種がおこなわれた影響だそうです。

さらに、ビッグスは息をすることも難しく、つねに苦痛を伴う深刻な状態でした。

ビッグスは預かりボランティアのイザベルさんのもとへ迎えられました。呼吸が苦しい状態ながらも、幸せそうな表情を見せるビッグス。イザベルさんはたくさんの愛を注ぎました。

3. 新たな家族との出会い

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投稿の画像

出所:@thedodo

その後ビッグスは、「永遠の家族」を探すことになりました。里親探しで出会った家族は、ビッグスに会うとわずか5分ほどで家族に迎えることを決めたそうです。

新しい飼い主さんは医療とケアをし、たくさんの愛情を注いでいます。ビッグスの様子からも、新しいおうちに安心しきっていることが伝わりますね。

コメント欄を見ると

  • 「もっと多くの人に知ってもらいたいな」
  • 「健康問題についての認識を高めていただき、ありがとうございます」
  • 「彼がハッピーエンドでよかった」

など、ビッグスの幸せを喜ぶ人からのコメントが多く集まっていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3.1 編集部からのコメント

人間好みの見た目にするために、生まれつき呼吸が苦しくなってしまうような無理な生まれ方をさせられたビッグス。そんなつらい状態を乗り越えて、温かい家族に出会い幸せいっぱいに暮らす姿には本当に胸が熱くなります。

こうした病気やケガを抱える動物たちを救うためには、専門の知識を持ったお医者さんたちの力が必要です。ここからは、動物たちの命を助ける「獣医さん」や「動物看護師さん」の仕事内容や、気になるお金の現実について、最新のデータと一緒に分かりやすく紹介します。(LIMOアニマル・ストーリー部)

4. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

獣医師の平均年収は680万5000円3/3

獣医師の平均年収は680万5000円

Lee Charlie/shutterstock.com

レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。

ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。

厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。

また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。

命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。

日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。

一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。

社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。

〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉

参考資料

高橋 さき