4. 「貯金 vs 投資」資産差はいくら?「複利の力」も解説
ここまで見てきたとおり、毎月5万円を15年間積み立てた場合、銀行預金では最終的な資産額は約927万円にとどまります。
一方で、新NISAを活用した積立投資では、利回りによって大きな差が生まれます。
たとえば、年利3%で運用した場合は約1131万円となり、預金と比べて204万円以上の差が生じます。
さらに、年利5%では約1324万円、年利10%では約1992万円となり、預金との差はそれぞれ約397万円、約1065万円以上に広がります。
この差を生み出している要因が「複利」です。
複利とは、運用によって得た利益が元本に組み込まれ、その利益にもさらに利益がついていく仕組みを指します。
積立投資の初期段階では、貯金との違いはそれほど大きくありません。
しかし、運用期間が長くなるにつれて利益が積み重なり、後半になるほど資産の増え方が加速していきます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/一種外務員資格(証券外務員一種)/金融ライター
神戸大学経営学部経営学科卒業。一種外務員資格(証券外務員一種)や日商簿記2級を取得、行政書士試験にも合格しており、金融・法務・企業財務に関する知識を持つ。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』にて、厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、個人の資産形成、暮らしに関わる経済ニュースなどをテーマに執筆。
前職では、株式会社デイリースポーツが発行するスポーツ紙「デイリースポーツ」に5年間勤務。芸能・社会記者や整理部記者として1000本以上の記事執筆・紙面編集を経験。LIMOではエンタメ・ライフ分野でも執筆し、Yahoo!ニュースで多数の1位を獲得した実績を持つ。
確かな専門知識と、元記者としての徹底したファクトチェック・取材力を活かし、複雑な金融制度や経済トレンドを「一読して分かる誠実な文章」で紐解く。香川県高松市出身。
(2026年6月17日更新)