3. 国税庁のデータと手取りシミュレーションの総括

公表された国税庁の統計データから、年収600万円超に該当する層は給与所得者全体の24.9%を占める立ち位置であることが明らかになりました。男女別に比較すると、男性の36.2%がこの年収水準を満たしている一方、女性は9.7%という割合にとどまっており、性別による大きな格差が見られます。

また、関心の高い「手取り額」について試算したところ、各種税金や社会保険料に加えて子ども子育て支援金などが差し引かれる結果、実際の金額は455万2820円〜476万393円(毎月の換算で37万9401円〜39万6699円)という水準になりました。

ただし、今回ベースとした統計資料は「1年を通じて勤務した給与所得者」のみが対象となっています。自営業者やフリーランスの収入、あるいは副業や投資などで得た所得などは加味されていないデータである点には注意してください。

参考資料

中本 智恵