4. 【ステップアップの資産形成】収入の変化に応じて積立額を徐々に増やす方法
最初は少ない金額から投資をスタートし、将来的に余力ができたら積立額を増やしていきたいと計画する方も少なくありません。
そうしたケースでは、ライフステージや収入の増加に合わせて段階的に投資額を引き上げていく手法が効果的です。
一例として、最初は月1万円から開始し、5年が経過するごとに2万円ずつ積立額を増やしていくと、25年間で総額1500万円の投資元本を積み立てることが可能になります。
これを年利3%で運用できた場合、最終的な資産総額は約1958万円に達し、投資元本の約1.3倍にまで膨らむ計算です。
このやり方は、初期の経済的負担を抑えつつ無理なく継続できる点が大きなメリットです。収入が上がったタイミングで投資に回す金額を増やすことで、現在の生活水準を大きく損なうことなく、効率の良い資産形成が期待できます。
長期にわたる資産運用において最も大切なのは「途中でやめずに継続すること」です。
まずは少額から始め、余裕が出てきたら積立額を見直すことで、現実的かつ着実に資産を増やしていきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/一種外務員資格(証券外務員一種)/金融ライター
神戸大学経営学部経営学科卒業。一種外務員資格(証券外務員一種)や日商簿記2級を取得、行政書士試験にも合格しており、金融・法務・企業財務に関する知識を持つ。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』にて、厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、個人の資産形成、暮らしに関わる経済ニュースなどをテーマに執筆。
前職では、株式会社デイリースポーツが発行するスポーツ紙「デイリースポーツ」に5年間勤務。芸能・社会記者や整理部記者として1000本以上の記事執筆・紙面編集を経験。LIMOではエンタメ・ライフ分野でも執筆し、Yahoo!ニュースで多数の1位を獲得した実績を持つ。
確かな専門知識と、元記者としての徹底したファクトチェック・取材力を活かし、複雑な金融制度や経済トレンドを「一読して分かる誠実な文章」で紐解く。香川県高松市出身。
(2026年6月17日更新)