2. 【1平米あたり千円単位】路線価図の正しい見方と「知っておくと便利」倍率方式
路線価図は、相続税や贈与税を申告する際に、土地などの価額を時価により評価するための基準として役立ちます。納税者が自分で時価を正確に把握するのは難しいため、申告の便宜と課税の公平性を図る目的で毎年公開されています。
また、国税庁のウェブサイトでは、日本地図から対象の都道府県を選ぶだけで、誰でも簡単に最新の路線価図を閲覧できます。そもそも路線価図とは、道路に面した標準的な宅地1平方メートル当たりの価額を千円単位で表示した地図のことです。
2.1 【借地権はA〜Gで判定】自分でできる我が家の資産価値シミュレーション
実際の図に書かれた「215D」といった数字とアルファベットを見れば、土地の評価額と借地権割合が一目で把握できます。たとえば「215」は1平方メートルあたり21万5000円を意味し、続く「D」は借地権割合が60%であることを示しています。
この「A〜G」の記号を押さえておくことで、所有地だけでなく借地や貸地を正しく評価する際にも非常に役立ちます。なお、路線価が定められていない「倍率地域」にあたる場合は、固定資産税評価額に一定の倍率を乗じて評価額を算出します。

