梅雨明けもそろそろでしょうか。本格的な夏が始まろうとしていますね。
熱中症対策としてエアコンの使用が増えるこれからの時期は、家計への影響が気になる季節でもあります。
総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」によると、65歳以上の無職高齢夫婦の世帯では1か月の食費に約7万9000円、光熱・水道費に約2万4000円がかかっています。
終わりの見えない物価高は、日々の暮らしを年金で支える世帯にとって決して小さくない負担です。
筆者自身、老親の介護生活を通して、年金でのやりくりを身近で見てきました。
日々の生活費に加え、何かと物入りなシニア期の家計を目の当たりにすると、「もし自分が今の年金収入だけで、この物価高に直面したら……」と、つい将来への不安を感じてしまうのが本音です。
少しでも手元の資金に余裕を持たせるために、頼れる制度はしっかり活用したいもの。しかし、公的な支援制度のなかには「自分から請求手続きしないと受け取れない」ものも少なくありません。
そこで今回は、所得が一定基準以下の年金受給者を経済的にサポートする「年金生活者支援給付金」のなかでも、特に65歳以上の方が対象となる「老齢年金生活者支援給付金」に焦点を当て、その仕組みや対象者、手続きについて詳しく解説していきます。
