3. 貯蓄4000万円超の世帯はどんな人たち?平均年収との関係を一覧表で読み解く
ここまで見てきたように、貯蓄が4000万円以上ある世帯は、全世帯では15.2%、勤労者世帯でも10.9%を占めています。
そこで気になるのが、こうした高資産世帯は実際にどれほどの年収を得ているのかという点です。
一般的には、「毎月の貯蓄額は手取り収入の1割程度」がひとつの目安といわれますが、多額の資産を築いている世帯は、やはり収入水準も高いのでしょうか。
【二人以上世帯全体】貯蓄残高別の平均年収
- 貯蓄100万円未満:489万円
- 貯蓄100~200万円:583万円
- 貯蓄200~300万円:607万円
- 貯蓄300~400万円:634万円
- 貯蓄400~500万円:617万円
- 貯蓄500~600万円:619万円
- 貯蓄600~700万円:655万円
- 貯蓄700~800万円:650万円
- 貯蓄800~900万円:651万円
- 貯蓄900~1000万円:718万円
- 貯蓄1000~1200万円:681万円
- 貯蓄1200~1400万円:686万円
- 貯蓄1400~1600万円:694万円
- 貯蓄1600~1800万円:733万円
- 貯蓄1800~2000万円:762万円
- 貯蓄2000~2500万円:688万円
- 貯蓄2500~3000万円:736万円
- 貯蓄3000~4000万円:753万円
- 貯蓄4000万円以上:837万円
【二人以上世帯のうち勤労世帯】貯蓄残高別の平均年収
- 貯蓄100万円未満:564万円
- 貯蓄100~200万円:675万円
- 貯蓄200~300万円:697万円
- 貯蓄300~400万円:743万円
- 貯蓄400~500万円:714万円
- 貯蓄500~600万円:736万円
- 貯蓄600~700万円:773万円
- 貯蓄700~800万円:776万円
- 貯蓄800~900万円:776万円
- 貯蓄900~1000万円:883万円
- 貯蓄1000~1200万円:835万円
- 貯蓄1200~1400万円:855万円
- 貯蓄1400~1600万円:900万円
- 貯蓄1600~1800万円:883万円
- 貯蓄1800~2000万円:998万円
- 貯蓄2000~2500万円:863万円
- 貯蓄2500~3000万円:968万円
- 貯蓄3000~4000万円:977万円
- 貯蓄4000万円以上:1107万円
データを見ると、貯蓄4000万円以上の世帯の平均年収は、全世帯で837万円、勤労者世帯では1107万円となっています。
ただし、「年収が高いほど貯蓄額も大きくなる」と単純に考えられるわけではありません。平均的な年収の世帯であっても、支出を適切に管理しながら計画的に資産形成を続けることで、長い年月をかけてまとまった貯蓄を築いているケースもあることが分かります。
そのため、資産形成を考える際は貯蓄額だけを見るのではなく、収入と支出のバランスをどのように維持してきたかという視点も重要だといえるでしょう。
