2. 毎年初夏にいい香りの花が咲く「植えてよかった」一年草・多年草3選
2.1 爽やかな香りの、踏み付けに強いグランドカバー「クリーピングタイム」
小さな葉と可憐な花が特徴のクリーピングタイムは、筆者の庭では初夏に白い花を咲かせます。地面を覆うように密に広がり、踏みつけにも強いため、玄関脇の花壇や庭の飛び石周辺のグランドカバーとして活用しています。
花だけでなく葉からも香りを楽しめるのが魅力で、上を歩いたり葉に触れたりするたびに、清涼感のある香りが立ち上ります。庭の雑草対策と香りの両方を楽しみたい方にぴったりの植物です。
日当たりと風通しが良く、やや乾燥気味の環境を好みます。生育は比較的穏やかで草丈も低く、病害虫にも強いので、手入れはほとんど必要ありません。もし広がりすぎてしまった場合でも、好きな位置で切り戻すだけなので、簡単に管理できます。
※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)
2.2 青リンゴのような甘い香りに癒やされる「ジャーマンカモミール」
青りんごを思わせる甘い香りとナチュラルな花姿が魅力のジャーマンカモミール。一年草ですが、筆者の庭ではこぼれ種から毎年芽を出して成長し、春から初夏にかけて愛らしい花を咲かせてくれます。花に近づくとフルーティーな香りが広がり、見た目と香りの両方で癒やしを与えてくれる、お気に入りの植物です。
摘み取った花を軽く水洗いして熱湯を注げば、自家製のフレッシュカモミールティーも楽しめます。乾燥ハーブとは異なる、香り高くまろやかな味わいは、摘みたてならではの格別なおいしさです。
花が咲き終わった後そのままにしておくと、種ができて広がりすぎてしまうため、筆者は毎年、気温が上昇してアブラムシが発生し始める頃に収穫を終え、翌年用の種として少しだけ花を残して切り戻しをしています。
※参考価格:120円~500円前後(3~3.5号ポット苗)

