止まらない物価高が暮らしを直撃しています。帝国データバンクの調査(※)によれば、今年の飲食料品の値上げはすでに1万品目を突破しました。
一方で、シニア世代の柱である公的年金は、6月支給分から2026年度(令和8年度)の改定額が適用され、厚生年金が+2.0%、国民年金が+1.9%引き上げられています。
しかし、物価上昇のペースには追いつかず、「節約だけでは厳しい」という声も少なくありません。
現役世代のように収入を増やすのが難しいリタイア後において、老後の安心材料として年金を増やす「繰下げ受給」に注目が集まっています。しかし、深く考えずに選ぶと思わぬ落とし穴も潜んでいます。
本記事では、将来の年金対策として早くから知っておきたい「繰下げ受給」のメリット・デメリットや、実際の利用状況について分かりやすく解説します。
※帝国データバンク:「食品主要195社」価格改定動向調査 ― 2026年6月