2. 【個人向け国債】前回の発行額「9435億円」全体の半数以上《固定5年》が占める!
新しい利率を見るうえで、直前の発行月にどの種類が多く買われたかは判断材料の1つになります。
2.1 2026年5月発行分の3種類別発行額
財務省「個人向け国債の発行額の推移」によると、2026年5月発行分の3種類別の発行額は次のとおりです。
- 固定5年:5272億円
- 変動10年:2356億円
- 固定3年:1807億円
- 合計:9435億円
固定5年が全体の半分以上を占め、最も多く発行されました。満期までの利率が確定する安心感に加え、3年では短いが10年は長いと感じる層に受け入れられたことが、最大発行につながりました。
2.2 1年前と比べて発行額が約1.6倍に拡大
1年前にあたる2025年5月発行分の発行額は、固定5年が3043億円、変動10年が1897億円、固定3年が1103億円、合計6043億円でした。
2026年5月発行分の合計9435億円は、1年前と比べて約1.6倍に拡大しています。固定5年に限ると、3043億円から5272億円へと約1.7倍へ伸びました。
利率水準の上昇にともない、個人投資家の関心が高まっています。とくに固定金利型は満期までの利息が読みやすく、金利上昇局面で選ばれやすい商品です。
