2. 保険料の内訳【医療分・支援金分・介護分】と算定方法

国民健康保険料は、厚生労働省が示す基本的な枠組みに基づき、各市区町村が条例で具体的な料率や算定方法を定めています。

制度の構造は大きく3つの区分に分かれており、これらの合計額が年間の保険料となります。

  1. 医療給付費分(医療分):加入者の医療費に使われる部分
  2. 後期高齢者支援金等分(支援金分):後期高齢者医療制度を支援するための負担分
  3. 介護納付金分(介護分):40歳から65歳未満の方が対象となる介護保険料分

さらに、それぞれの区分の保険料は「応能割」と「応益割」という2つの要素を組み合わせて計算されます。

  • 応能割(負担能力に応じた部分):所得に応じて課される「所得割」と、固定資産税額に応じて課される「資産割」(採用していない自治体もあります)から構成されます。
  • 応益割(受益に応じた部分):加入者一人ひとりにかかる「均等割」と、一世帯あたりにかかる「平等割」から構成されます。

保険料は世帯単位で、被保険者ごとに各区分の金額を算出し、それらをすべて合計したものが「年間の国民健康保険料」として通知されます。

具体的な料率は自治体ごとに異なるため、詳細な金額については、お住まいの市区町村から送付される通知書や、窓口で直接確認することをおすすめします。