3. 年金の増額分を守るために。「通帳記帳」が有効な防犯対策となる理由
2026年度は物価上昇に伴い、国民年金や厚生年金、年金生活者支援給付金の増額が決定しました。これは家計にとって朗報ですが、制度が変わるタイミングは、日本年金機構を騙る詐欺メールやSMSが増加する傾向にあるため、十分な注意が求められます。
近年では、本人がキャッシュレス決済サービスを使っていなくても、銀行口座から預金が不正に引き出される巧妙な犯罪も発生しています。貴重な資産を守るためには、不審な連絡は無視することはもちろん、定期的に通帳へ記帳し、不審な取引がないかを確認する習慣を持つことが大切です。
もし被害に遭ってしまった場合でも、全額補償される制度が用意されています。日頃から対策を心掛け、安心してセカンドライフを送りましょう。
参考資料
村岸 理美
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)