5. 【確認方法】自分の厚生年金はいくら?ねんきんネットや通知書等で確認

くり返しになりますが、モデル年金額はあくまで標準的な一例で、実際の受給額は人それぞれです。「自分はいくら受け取れるのか」を知るには、次の方法等があります。

  • ねんきんネット:日本年金機構のオンラインサービスで、これまでの加入記録や年金見込み額を確認できます。
  • 年金振込通知書・年金額改定通知書:すでに受給している方は、毎年送られてくる通知書で、実際の振込額・改定後の金額を確認できます。
  • ねんきん定期便:現役世代の方は、毎年届くねんきん定期便で、加入状況や見込み額の目安を確認できます。

数字は人によって異なります。「平均」や「モデル」と比べて一喜一憂するよりも、まずはご自身の記録を確認することが、家計の見通しを立てる確かな第一歩になります。

6. 【まとめにかえて】年金額が変わる6月を、家計の点検日に

2026年度(令和8年度)は、国民年金(基礎年金)が1.9%、厚生年金(報酬比例部分)が2.0%引き上げられ、新しい金額は2026年6月15日の支払分から反映されます。夫婦のモデル年金額は「月23万7279円」です。

ただし、マクロ経済スライドによる調整や、税・社会保険料の天引きもあるため、手取りが額面どおりに増えるとは限りません。だからこそ、ニュースの数字だけで判断せず、ご自身の通知書や受給額に目を通しておくことが大切です。

年金額が動くこの6月を、わが家の家計をそっと点検する日にしてみてはいかがでしょうか。まずは知ることから始めてみましょう。

※記事内の情報は執筆時点(2026年6月8日)のものです。最新の年金額や個別の受給額は、日本年金機構の通知書やねんきんネットなど公式の情報でご確認ください。LIMOでは個別のお問い合わせへのお答えはいたしかねます。

参考資料

太田 彩子