5. 【紛失時】請求書をなくしてしまったらどうする?
基本的には、送られてくる書類に必要事項を記入して返送するだけで手続きが完了します。
しかし、もし請求書を紛失してしまった場合はどうすればよいのでしょうか。
このようなときは、給付金専用ダイヤルに電話をかけ、請求書の再発行について相談してみることをおすすめします。
担当者の案内に従って手続きを進めれば、再発行を受けられます。
もし手続きでわからない点があれば、最寄りの年金事務所に問い合わせてみるのも一つの方法です。
6. 【まとめ】基準額の確認と請求手続きを忘れずに
年金生活者支援給付金は、令和8年度に「3.2%」増額され、老齢の月額基準額は「5620円」となります。
夫婦そろって対象となる場合、6月15日には2カ月分の合計「2万2480円」が上乗せされる計算です。
ただし、この給付金は要件を満たしていても自動では支給されません。
制度を扱ってきた立場から振り返ると、請求書が届いていても提出を忘れてしまい、受け取り損ねてしまうケースは決して少なくありませんでした。
新規請求の方は年金請求書と同封で、すでに年金を受給中で新たに対象となった方は毎年9月以降にはがき型の請求書が届きます。
もし書類を紛失してしまった場合は、給付金専用ダイヤルや最寄りの年金事務所へ早めに相談してみてください。
所得基準にあと一歩で届かない方には「補足的老齢年金生活者支援給付金」が設けられているため、自分は対象外と決めつけずに一度確認してみてはいかがでしょうか。
※個別の質問やご相談はお受けできません。
参考資料
太田 彩子
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。京都府出身、滋賀県在住。(2026年3月24日更新)
監修者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は日本生命保険相互会社出身の村岸理美、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)