3. 受注は1.7倍に急増。1四半期分を前倒しする圧倒的ペース

AI需要の波に乗っていることは、将来の売上を約束する「受注」のデータにも明確に表れています。

株式市場では、現在の売上高だけでなく、「これからどれだけ売れる見込みがあるか」を示す先行指標としての受注動向が非常に重視されます。

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受注・受注残トレンド(FY24Q1基準)

出所:浜松ホトニクス「2026年9月期 第2四半期 決算説明会資料」(2026年5月14日)

泉田氏は、会社側が開示している受注推移の資料を参照し、その伸びの凄まじさを次のように解説しました。

「3月の段階でもう5月か6月ぐらいの受注をしちゃってるっていう、1四半期分ぐらい巻いて受注が進捗してますよ」

資料によれば、2024年度の第1四半期を「1」とした場合、直近の受注フローは約1.7倍にまで急拡大しています。また、1年間で目標とする受注額に対する進捗ペースを見ても、前年と比べて約1四半期(3ヶ月)分も前倒しで注文を獲得している状態です。

これほど強い引き合いがあるため、受注を消化して売上に計上しても、手元に残る「受注残」は依然として高水準を維持しています。

当初の会社計画をはるかに上回るスピードでAI関連の投資が進んでおり、それが浜松ホトニクスの業績見通しを力強く押し上げていることが、データからも裏付けられています。