5. 将来の年金見込額を知る方法「ねんきん定期便」と「ねんきんネット」
将来受け取れる年金額を把握することは、老後の生活設計を立てる上で非常に大切です。
毎年誕生月に送付される「ねんきん定期便」には、これまでの加入期間や保険料の納付実績、そして将来の年金見込額が記載されており、老齢基礎年金や老齢厚生年金の受給額の目安を知ることができます。
さらに、日本年金機構が提供するインターネットサービス「ねんきんネット」を利用すれば、加入履歴や保険料の納付状況の確認に加え、年齢や受給開始時期を変えた場合の年金見込額をシミュレーションすることも可能です。
また、ねんきん定期便を電子版(PDF)で確認できることもご存知でしょうか。
郵送版と同じ内容を電子データとしてダウンロードできるため、年金記録の管理や保管に役立ちます。
この電子版の対象者は、国民年金または厚生年金に加入している方や、ねんきんネットで郵送不要の登録をした方です。
利用するにはねんきんネットへの登録が必要で、マイナポータルとの連携またはユーザIDの取得によって手続きができます。
これらのツールを活用してご自身の年金額を正確に把握し、将来の資金計画に役立ててみてはいかがでしょうか。
6. まとめ:年金制度と働き方の関係を理解し、自身の受給額を確認しよう
この記事では、公的年金の基本的な仕組みを解説し、2026年度の年金額の目安や平均的な受給額についてご紹介しました。
2026年度には、標準的な夫婦世帯が1回の支給で約47万5000円を受け取るとされていますが、これは特定の条件下での試算であり、すべての人がこの金額を受け取れるわけではありません。
実際の受給額は、厚生年金への加入の有無や夫婦それぞれの働き方によって大きく異なります。
平均額やモデルケースだけを参考にするのではなく、ご自身の就業履歴や加入記録に基づいた将来の年金額を確認することが大切です。
「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」を利用して、早めに自分の年金見込額を把握しておくことをおすすめします。
※当記事は再編集記事です。
参考資料
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「令和7年4月分からの年金額等について」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「令和6年簡易生命表の概況」1 主な年齢の平均余命
- 日本年金機構「「ねんきんネット」による電子版「ねんきん定期便」」
- LIMO「【国民年金・厚生年金】2026年度最新「年金額例」はいくら?年金支給日に「約47万5000円」振り込まれる標準的な夫婦とは?」
マネー編集部年金班
