子どものお世話に自分の仕事……忙しさに追われて、自分自身の健康管理などままならないというママは多いのではないでしょうか。しかし、ママが倒れると子どものお世話をする人がいなくなってしまう、という現実もあります。

ということは、やはり健康管理は必要……でも、どうやって時間を捻出すればいい? そんな悩みのループにはまった筆者が編み出した手軽な健康管理術を、今回はご紹介。これらを続け始めてから、約半年は風邪をひいていません! ただし、あくまで個人的な体験談ではあるので、参考としてご覧になっていただければ幸いです。

「食べる」「着る」でやっていること

まず、手軽にできることとして挙げられるのは食事です。

野菜や植物性蛋白質なども含めて、“それぞれ少しずつでも、凝った料理にはせずとも、たくさんの種類の食材を食べる”ことを心がけています。たとえば、メインが買ってきたお惣菜なら、そこに冷奴と蒸し野菜と味噌汁を足す、などなど。彩り豊かな方が食卓も楽しいですし、子どもの食も進むように思います。

特に食材として重視しているのが、しょうが。ジンゲロールやショウガオール、ジンゲロンなどといった成分が入っています。筆者は冷え性ということもあり、しょうがを何かしらの料理に入れて、ほぼ毎日のように食べています。

スープ、カレー、野菜炒め、そうめん……。本当は、“こういった料理には、すりおろす”などといった調理法や、“こういった症状の改善には、生の方がいい”などといった食べ方など、心掛けた方が効果は高まるかもしれませんが、そこは多忙でズボラな人間なもので、“毎日続けて食べる”ことのみを重視しています。それでも以前よりは、調子がいいような気がしてます。

食の次は、衣。衣食住とも言いますが、着るものでも手軽に健康管理することができます。

上にも記しましたが、筆者は冷え性です。そこで昨秋から、靴下の重ねばきとレギンスを欠かさない、冷え取り生活をはじめました。靴下は、絹と綿を重ねばき(冬はウールも)。夏は2枚、冬は5枚など、季節によって調整しています。レギンスも、冬はウール混、夏は絹や薄手の綿などをはいています。

夏もレギンスって暑いかな?とは思ったのですが、実際やってみると、汗を吸ってくれるし、冷房対策にもなるし、さわやかなはき心地です。多少は洗濯が面倒ですが、ただはくだけで健康管理につながるので、結果的にはラクチンだと思っています。

手洗い、うがい、鼻うがい

もうひとつは、鼻うがい。うがいと手洗いは風邪予防の基本ですし、子どもがいることでママ自身もいい習慣がついているケースも多いと思います。