トヨタ自動車株式会社は、2026年5月28日、「ランドクルーザー」「クラウン」「ミライ」のリコールを発表しました。
対象車数は約3万4500台。
不具合箇所は電気装置(コンビネーションメータ)で、始動時にメーターが正しく起動せず画面の一部が表示されないため、警告灯等が確認できない恐れがあるとのことです。
1. 【自動車のリコール情報】トヨタ3車種が対象
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出所:トヨタ自動車株式会社
1.1 対象車種
- トヨタ「ランドクルーザー」(型式:3DA-GDJ250W。12.3インチディスプレイ装着車)
- トヨタ「クラウン」(型式:6AA-AZSH32、ZBA-KZSM30)
- トヨタ「ミライ」(型式:ZBA-JPD20。Zグレードの一部およびGグレード)
1.2 製作期間の範囲
- 令和5年10月25日~令和7年6月20日
1.3 対象台数
- 3万4561台(内訳:ランドクルーザー 2万759台、クラウン 1万3744台、ミライ 58台)
1.4 不具合の部位
- 電気装置(コンビネーションメータ)
1.5 対応方法
- 全車両、コンビネーションメータのプログラムを対策仕様に修正する
1.6 対応開始日
- 2026年5月28日
1.7 連絡先
- トヨタお客様相談センター
2. 【自動車のリコール情報】不具合箇所は「電気装置(コンビネーションメータ)」
今回発表された不具合箇所は「電気装置(コンビネーションメータ)」です。
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出所:消費者庁 リコール情報サイト
コンビネーションメータにおいて、制御プログラムの検討が不十分なため、始動時にメータが正しく起動せず画面の一部が表示されないことがあります。そのため、警告灯等が確認できないおそれがあるとのことです。
なお、今回の不具合は「T-Connect通信」を契約していれば、ユーザー自身の操作で通信による修理(ソフトウェア更新)ができるようです。該当する方はダイレクトメールに同封された「お客様操作要領書」をチェックしてみましょう。
それ以外の方はトヨタ販売店で対応してもらう必要があります。トヨタは、販売店からの案内が届き次第、最寄りのご愛用車取り扱い販売店に来店予約の上、点検・修理(無料)を受けるよう、呼びかけています。
3. 日本のリコール件数は2025年度に2520件
日本のリコール件数は年々増加傾向にあります。
消費者庁が毎年発表している「消費者白書」によると、過去10年の届出件数の推移は以下の通りです。
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出所:消費者庁「消費者白書」のデータをもとにLIMO編集部で作成
- 2016年度 全体:825件 食品:310件 自動車:364件
- 2017年度 全体:856件 食品:332件 自動車:377件
- 2018年度 全体:892件 食品:355件 自動車:384件
- 2019年度 全体:934件 食品:381件 自動車:351件
- 2020年度 全体:1021件 食品:415件 自動車:310件
- 2021年度 全体:1514件 食品:943件 自動車:341件
- 2022年度 全体:1842件 食品:1180件 自動車:383件
- 2023年度 全体:2120件 食品:1325件 自動車:349件
- 2024年度 全体:2350件 食品:1490件 自動車:337件
- 2025年度 全体:2520件 食品:1610件 自動車:340件
食品が21年度以降で急増しているのは、食品衛生法等の改正によって届出が義務化されたためです。現在では半数以上を食品分野が占めています。
リコール製品による重大事故は毎年発生していますが、消費者に認知されていないことも多いです。消費者庁によると、認知しても事業者に連絡しない消費者は約3割にのぼるとのことです。
重大事故を防ぐためにも、「リコール情報を知る(リコール情報メールサービスに登録する、所有者登録サービスに登録するなど)」「対象商品を所有している場合はすぐに事業者に連絡する」ということを心がけるとよいでしょう。
参考資料
- トヨタ自動車株式会社
- トヨタ自動車株式会社リリース「ランドクルーザー250、クラウン、ミライのリコール」
- 消費者庁「リコール情報サイト」
- 消費者庁「乗用車(トヨタ ランドクルーザー、ほか5車種) - 修理」
- 消費者庁「消費者白書」
LIMO自動車部