梅雨の晴れ間から夏の気配を感じる季節。家計や将来のお金を見直す機会も増える時期です。
40歳・50歳代はキャリアの中核として比較的高い収入を得る年代ですが、実感として「生活にゆとりがない」と感じる世帯は少なくありません。
その要因は長引く物価上昇です。総務省公表の2026年4月分の消費者物価指数(全国)によると、総合指数は前年同月比で1.4%上昇しました。
生鮮食品を除く総合も1.4%、生鮮食品とエネルギーを除く総合は1.9%上昇しており、日々の生活コストが家計を圧迫しています。
また、貯蓄の実態は一部の高額資産保有世帯が平均を押し上げているため、平均額と中央値の差が大きく、世帯間の格差もうかがえます。
本記事では、物価高に直面する40・50代の貯蓄や資産形成のリアルな現状を確認するとともに、資産格差の背景にある要因を探っていきます。