爆音を立てて飛んできた「思わぬ生き物」が、X上で話題になっています。

投稿したのは、「@mushihachu」さんです。

当ポストには執筆時点で13万4000件を超えて表示されており、「とても綺麗な個体ですね!!すごすぎます…」「豊かな生態系の証で何より」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の「@mushihachu」さんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました。

記事の中では、昆虫用品の出荷額に関する統計についても解説しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

LIMOSNS部
夜の山奥で大きな羽音とともに飛んできた珍しい昆虫に遭遇したという、Xで話題の投稿に着目して企画した記事です。まさかのオオクワガタだったという驚きの発見エピソードやSNSでの反響を投稿主さまに詳しく取材しました。野生の昆虫と出会う感動や自然の豊かさを、読者のみなさまへわかりやすくお届けします。

1. この記事の3つのポイント

  •  爆音を出して飛んできて叩き落としたものの正体はオオクワガタという展開
  •  オオクワガタの登場にSNSでは驚きと感動の声続出
  •  昆虫用品の出荷額に関する統計を紹介

2. 爆音を出しながら飛んできた「とある生き物」とは?

反射的に叩き落としたオオクワガタ1/3

投稿の画像

出所:@mushihachu

「今まで聞いたことのない爆音を出しながら飛んできて反射的に叩き落としたらこれだった。オオクワの大歯がライトに飛んでくるとか都市伝説かと思ってたよ。」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。

そこに写っていたのは、大きく立派なアゴを持つオオクワガタでした。

黒く艶やかな体は存在感抜群で、思わず見入ってしまう美しさです。

@mushihachuさんは当時、北関東の山奥でバッタの調査をしていたとのこと。ライトトラップを使って昆虫を採集していると、突然、これまで聞いたことがない爆音を立てながら虫が飛来してきたため、思わず反射的に叩き落としてしまったのだそう。

その後、落ちた虫を見てみると…そこにはまさかのオオクワガタが…。驚きのあまりしばらく見惚れてしまい、その後我に返って慌てて撮影と採取を行ったのだと話します。

捕まえたオオクワガタのその後について伺ってみると、@mushihachuさんは「可哀想ではありますが標本にしました。このような素晴らしい昆虫がいることを後世に残すためには仕方ないことだと割り切っています」と教えてくれました。

そんなオオクワガタとの出会いは、SNSで大きな反響を呼びました。

3. 「現代でも見られるの!?」「すごすぎる」とコメント欄が賑わう

手に乗せられたオオクワガタ2/3

投稿の画像

出所:@mushihachu

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「オオクワガタ!?現代でもみられるの!?いいなあ立派だあ」
  • 「ええすごすぎる」
  • 「一回造船で仕事してたときに頭どつかれて誰々?になってたところ下みたらコイツが落ちてたことあります。周りに5人ぐらいで話してたのにいきなり自分がふらついて怒鳴ったもんだからみんなびっくりしてました」
  • 「うらやま!!」

など、オオクワガタとの遭遇を羨ましがる方から、オオクワガタにぶつかられた時のエピソードを話す方など、多くのコメントが寄せられました。

投稿の反響を受け、「私はあまりクワガタに詳しくないのですが、思っていたよりも存在が貴重だったこと、反響が大きかったことに驚いています」と振り返る投稿主さん。

思いがけない出会いから始まった今回のエピソードは、オオクワガタの魅力や、豊かな自然の大切さを改めて感じさせてくれる出来事となりました。

4. オオクワガタは「幻のクワガタ」と呼ばれることも

オオクワガタは日本を代表する大型のクワガタですが、生息地の減少や過度な採集などの影響で個体数が減少しており、環境省では絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

野生で出会える機会は少なく、多くの昆虫ファンの憧れの存在です。

5. 著者からの一言コメント

SNSでも多くの人を驚かせた今回の投稿。貴重なオオクワガタとの出会いは、多くの昆虫ファンの心をつかんだようです。(ライター 八重樫友美)

6. 昆虫用品の出荷金額 1位は飼育マット、2位は飼育ケース

昆虫用品の出荷金額1位は飼育マット3/3

昆虫用品の出荷金額1位は飼育マット

ho ura/istockphoto.com

ここからは記事の話題にちなんで昆虫用品の出荷額に関する統計についてご紹介します。

一般社団法人日本ペット用品工業会が、同・工業会会員やペット用品関連メーカーを対象に行った「ペット用品産業実態調査」によると、2023年度(2023年4月1日~2024年3月31日)における昆虫用品の出荷金額の合計は18億1500万円という結果になっています。

カテゴリー別の出荷金額は、多い順に以下のとおりです。

  • 飼育マット(5億6300万円)
  • 飼育ケース・関連製品(5億3100万円)
  • フード全般(5億700万円)
  • 衛生用品・小物(1億1300万円)
  • その他用品・用具類(1億100万円)

カブトムシやクワガタムシの幼虫を育てる際に必要な「飼育マット」が首位に、2位には飼育ケース、3位にフード全般が続きます。

このような順位になっているものの、上位3つの出荷金額に大きな差はないようです。幼虫から育ててふ化させようと、同時に購入される方が多いのかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。今回はXで話題になっている「爆音を出しながら飛んできたオオクワガタ」をご紹介しました。

参考資料

八重樫 友美