3. 【ガラスの天井】都道府県における「役職別」女性割合ランキング
地方自治体の公表データを見ると、役職の段階が上がるにつれて女性の割合が減少する「ガラスの天井」の存在がはっきりと浮き彫りになります。
3.1 都道府県における役職別の女性割合ランキング(各上位5団体)
本庁係長相当職
- 1位:香川県(44.8%)
- 2位:石川県(40.6%)
- 3位:福井県(39.3%)
- 4位:沖縄県(38.5%)
- 5位:徳島県(37.9%)
本庁課長相当職
- 1位:福井県(27.9%)
- 2位:福岡県(27.8%)
- 3位:徳島県(26.0%)
- 4位:沖縄県(24.8%)
- 5位:広島県(23.6%)
本庁部局長・次長相当職
- 1位:沖縄県(21.7%)
- 2位:富山県(20.2%)
- 3位:兵庫県(16.8%)
- 4位:茨城県(16.5%)
- 5位:福井県(14.0%)
このように、係長クラスまでは一定の女性登用が進んでいるものの、組織の意思決定に関わる上位役職へ進む過程にはまだ課題が残されているのが現状です。
賃金や将来の年金格差を和らげていくためにも、女性がリーダー層として継続してキャリアを築けるような、組織ぐるみのサポートが今後ますます重要になってくるでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)