2. 【女性の働き方】男女の賃金格差「男性36.3万円、女性27.5万円」←約24%の格差あり
将来、ケース①のような年金額を確保するためには、厚生年金の加入期間に「空白」を作らず、キャリアを継続させることが鍵となります。
2.1 《男女の賃金格差》
年金の「報酬比例部分」を左右するのは現役時代の賃金です。しかし、令和6年の調査では依然として厳しい格差が浮き彫りになっています。
- 男女の賃金差: 男性平均36万3100円に対し、女性は27万5300円。格差は約24%存在します。
- 賃金のピーク: 男性は55〜59歳で44万4100円まで伸びるのに対し、女性は45〜49歳の29万8000円がピークとなり、上昇幅に大きな開きがあります。
この差の背景には、女性の平均勤続年数(10.0年)が男性(13.9年)より短いことも影響しています。年金額の底上げに向けては、個人のキャリア選択だけでなく、社会全体での賃金体系の見直しや、多様な働き方を支える環境整備が進むことが期待されます。

