4. 月の生活費はいくらかかる?内訳とおさえておきたいポイント2つ
貯蓄の取り崩しが必要になる背景として、月の生活費の内訳も確認しておきましょう。
消費支出とは、食費・光熱費・住居費・保健医療費など、日常生活にかかる支出の合計です。世帯主が75歳以上の無職世帯(二人以上の世帯)では、1ヵ月あたりの消費支出は約24万8460円となっています。おさえておきたいポイントが2つあります。
4.1 特徴①住居費の負担が小さい
高齢者世帯では持ち家率が高い傾向があります。たとえば、高齢者のいる夫婦のみの世帯では持ち家率は87.6%となっており、住宅ローン返済や家賃負担がない世帯も多く見られます。そのため、住居費の支出は現役世代と比べて低くなる場合があります。
4.2 特徴②家計状況には個人差がある
家計調査の平均値は、世帯構成や健康状態、住まいの状況などが異なる世帯をまとめた統計です。実際には、医療費や介護関連の支出、住居の修繕費などによって家計負担が変わる可能性があります。平均額は目安として捉え、自身の生活状況に合わせて確認することが大切です。
