2. NECキャピタルソリューション第31回無担保社債(2026)の発行要項
NECキャピタル債の発行要項は以下の通りです。
- 銘柄名:NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債
- 発行総額:100億円
- 利率:2.36%(税引前)
- 年限:4年
- 利払日:毎年6月8日、12月8日
- 償還日:2030年6月7日
- 申込期間:2026年5月25日~6月5日
- 払込期日:2026年6月8日
- 最低投資金額:10万円
- 格付:A(JCR)/A-(R&I)
- 引受会社:SBI証券/三菱UFJモルガン・スタンレー証券/大和証券/みずほ証券/岡三証券/SMBC日興証券
3. ベース金利が急上昇、仮条件レンジでは「2%を確約」
債券の利回りを評価する際、先行銘柄が登場した2~3月時点と比較して、市場環境が劇的に変化している事実に注目する必要があります。
3.1 5年金利の動向
2026年2~3月時点では、5年物の中期金利は1.5%~1.7%台で推移していました。しかし足元では、10年債利回りが2.7%台まで上昇した影響を受け、5年金利も2%超のレンジへとシフトしています。
こうしたなかで、NECキャピタル債では2.05~2.65%の仮条件レンジが19日に提示されました。
仮条件の下限2.05%は、1年短い「4年」という年限ながら13日に決定した5年固定の個人向け国債(1.89%)を0.16%上回る水準で、2%台を確保した設定となっていました。一方、上限の2.65%は、2月に先行した同年限で1ノッチ上の光通信4年債(2.520%)プラス0.13%という水準でした。
結果として、レンジのほぼ中央となる2.36%でローンチしています。
次のページでは、新発債の利回りを先行銘柄と比較します。
