”老後資金に2000万円必要”という話が世間を騒がせていて、本当に貯められるのかと心配になっている人も多いと思います。筆者も小さな子どもを2人育てる母として、「きちんと不自由なく子どもたちを育て、老後も子どもに迷惑をかけないだけのお金を用意できるのか」と、将来に対してとても悲観的になってしまいました。

しかし、収入アップと老後でも働くことができる力を身につければ、リスクを少しでも減らすことになると考え始め、実際に自分でトライしてみると「なんとかなるかも」と思えるようになりました。今同じように将来が不安を抱いている方の参考になれば嬉しく思います。

リストラ、年金問題、長生き問題など将来へのお金の不安は尽きない

企業のリストラは珍しいことではなくなり、終身雇用も今後どうなっていくかわからない昨今。会社員でも将来的に「絶対に安心」という保障はますますなくなっていきそうです。

また、年金受給年齢が引き上げられれば定年退職から年金受給開始までの生活費を補う老後資金がより必要になり、長生きすればするほどお金がかかる「長生きリスク」など将来に対する問題は山積みです。教育費、マイホーム購入資金など、目先に必要になるお金が多すぎて、老後資金まで貯めるのならば「今を楽しむことができない」と寂しい気持ちになりました。

収入を増やすことを真剣に考えなければいけない

お金を貯めるためには「節約する」「収入を増やす」「投資でお金を増やす」という3つの選択肢があります。このうち「節約する」ことも大切ですが、やはり生活費を切り詰めるのにも限度があり、あまりにも生活を切り詰めると何のために生きているのか分からなくなりそうです。投資も大切だと思い色々試していますが、リターンを求めれば元本割れのリスクもあるので「確実に増やす」のは難しいでしょう。

そうなると「収入を増やす」方法を考えるのが一番手っ取り早いと筆者は考えました。収入が増えれば今の生活水準を変えたり、やりたいことを我慢したりせずに貯金を増やすことができるからです。

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