3. 為替レートがもたらす影響と投資のポイント
米国株への個別投資において、為替の影響は無視できません。今回のシミュレーションでも、円安傾向が評価額を押し上げる一因となりました。
米ドル/円相場が140円台から150円台へと推移したことで、ドル建ての資産価値が日本円ベースで膨らむ結果となりました。個別銘柄に投資する際は、企業の成長性だけでなく、こうしたマクロ経済環境にも留意が必要です。
3.1 エヌビディア株を「1株」買うのに必要な金額
最後に、現在エヌビディアを個別で1株購入する場合に、最低いくら必要なのかを確認しておきましょう。
- 現在の株価(225.83ドル) × 現在の為替(157.94円) = 35,667円
米国の個別株は1株単位で購入が可能なため、現在の環境下では約3万6000円弱から投資を検討できる計算になります。eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の保有者が、特定の銘柄へアクセントとして個別投資を行う場合の目安として参考にしてください。
【免責事項】
- 投資にはリスクが伴います。
- 本記事は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。
参考資料
ファイナンス部
著者
ファイナンス部は、株式会社モニクルリサーチが運営するファイナンス領域に特化した調査チームです。株式市場や債券市場の専門家が所属しています。メンバーには国内外大手金融機関に勤務経験のある日本証券アナリスト協会認定アナリストや金融メディア出身のジャーナリストなどが所属しています。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】