海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、YouTubeアカウント「@PetsInLove」さんの投稿。
全身に複数の骨折を負った子犬「ルナ」が、再び元気になっていくまでの様子を動画で紹介してくださっています。
執筆時点で3600回再生、約470件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【複数の骨折】助けを待ち続けていた子犬を救助
海外のSNSで話題になっているのは、重傷を負った子犬が懸命な治療によって回復していく様子です。保護された子犬は「Lune(ルナ)」と名付けられました。
ルナは生後3か月ほど。全身を強く打ったとみられ、肩や脚、大腿骨など複数箇所を骨折した状態で発見されたそうです。体は不自然にねじれ、自力で動くこともできませんでした。
その姿を見つけた救助隊はすぐに保護しました。
2. 【小さな変化を積み重ねて】回復へ歩み始めたルナ
ルナは動物病院へ搬送され、すぐに検査と治療が始まりました。
検査の結果、複数箇所の骨折に加え、傷口から感染症を起こす危険も高まっていることが判明。医師たちは容体を安定させながら、骨折した部位を固定するための手術や治療を慎重に進めていきました。
その夜、痛み止めが効き始めると、ルナの呼吸は少しずつ落ち着きを取り戻していったそうです。温かい毛布に包まれたルナは、けがをして以来初めて安心したような表情を見せ、静かに眠りにつきました。
治療が始まって数日後、ルナは少しずつ食事を口にできるようになりました。痛みに耐えながらも、一口、また一口とごはんを食べる姿からは、生きようとする強い意志が感じられます。
その後は、レントゲンで骨の状態を確認しながら慎重にリハビリを開始。最初はほんのわずかな動きしかできませんでしたが、やがて震えることなく頭を持ち上げられるようになったそうです。
やがて自分の力で体を動かそうとする姿も見られるようになり、けがをした足が動いた瞬間には、スタッフたちも回復への確かな手応えを感じたといいます。
3. 【たくさんの愛に包まれて】前へ進むルナ
ルナはその後も順調に回復を続け、今では自分で立ち上がり、スタッフに見守られながら歩く練習ができるまでになりました。
動画には、おもちゃで遊んだり、スタッフに尻尾を振ったりする愛らしい姿も映っています。
コメント欄を見ると
- 「ルナの未来にたくさんの幸せが訪れますように!」
- 「彼女がたくさんの愛に包まれますように」
など、ルナの回復を喜ぶ声が数多く寄せられていました。
全身に複数の骨折を負い、動くことさえできなかったルナ。
今では自分の足で歩き始め、人に優しく触れられると安心した表情を見せるようになりました。あの日、痛みに震えていた小さな命は、多くの人の優しさに支えられながら、「安心して生きる」という当たり前の日常を少しずつ取り戻しています。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
4. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
獣医師の平均年収は680万5000円5/5
Lee Charlie/shutterstock.com
レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。
ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。
厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。
また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。
命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。
日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。
一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。
社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。
〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉