3. 新NISAの基本概要:「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の併用と非課税メリット
次に、制度が始まってから3年目となる「新NISA」の基本的な仕組みについて確認していきましょう。
NISAとは、通常、投資で得た利益(運用益)に対して約20.315%かかる税金が非課税になる制度です。
この制度は2014年に開始され、2024年からは内容が刷新された「新NISA」として運用されています。
3.1 新NISAにおける「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の主な特徴と違い
新NISAの「成長投資枠」について
- 年間投資上限額:240万円
- 非課税保有期間:無期限
- 投資対象商品:上場株式・投資信託など
新NISAの「つみたて投資枠」について
- 年間投資上限額:120万円
- 非課税保有期間:無期限
- 投資対象商品:長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託
非課税保有限度額(総枠):1800万円(うち成長投資枠1200万円)※枠の再利用が可能
新NISAの最大のメリットは、売却益や配当金といった運用から得られる利益に通常かかる約20%の税金が非課税になる点です。
運用益に税金がかからないため、資産形成を考える上で非常に有力な選択肢の一つとなります。
また、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」は併用できるため、ご自身の資金状況や将来設計に合わせて柔軟に活用することが可能です。
少額からコツコツ積み立てたい場合は「つみたて投資枠」、ある程度まとまった資金で運用したい場合は「成長投資枠」というように、目的に応じて使い分けられる点も魅力といえるでしょう。
さらに、非課税で保有できる期間に制限がないため、長期的な視点でじっくりと運用に取り組みやすい制度設計になっています。
