2.2 資産形成に取り組む最も大きな目的は何か
単独ローン・ペアローン世帯ともに、資産形成の目的として圧倒的1位だったのは「老後資金のため」で、他の項目を大きく引き離しました。
さらに、2位から5位までの項目と順位も両世帯で共通しており、結果は以下の通りです。
単独・ペアローン世帯に共通する資産形成の目的トップ5
- 1位: 老後資金のため
- 2位: 子どもの教育資金のため
- 3位: 万が一(病気・失業など)に備えるため
- 4位: 将来に対する漠然とした不安があるため
- 5位: 住宅ローン繰上返済のため
※単独・ペアローン世帯ともに「特に目的はない」と回答した割合は1割未満(単独9.2%、ペア6.3%)
老後への備えはもちろん、教育費や不測の事態へのリスク対策、あるいは住宅ローン自体への備えなど、多くの世帯が明確な目的意識を持って資産形成に取り組んでいることがわかります。
2.3 資産形成制度はどのくらい利用されているか
6つの資産形成制度※の利用有無と利用率(複数回答可)4/6
出所:三井住友信託銀行株式会社「返済しながら資産形成 二兎追う家計の実像とは?」三井住友トラスト・資産のミライ研究所が住宅ローンについてのアンケート結果を公表
- 単独ローン世帯: 70.6%が何らかの制度を利用(うちNISA利用率は65.9%)
- ペアローン世帯: 77.3%が何らかの制度を利用(うちNISA利用率は74.8%)
借入額の大きい住宅ローンという負債を抱えながらも、将来への準備を怠らない計画性や、NISAのような制度を積極的に活用する姿勢が、資産形成の成功を左右するといえそうです。
家計の優先順位を再確認し、「どのような暮らしを続けていきたいか」を考え続けることが、納得のいく資産形成の基盤となるでしょう。
