3. 【仕事への貢献意欲】半数が「給与の範囲内で努力」給与以上の成果を目指す人は少数派?

中間管理職は平均年収が高い傾向にありますが、給与への「納得感」という観点から見ると、また別の実態が見えてきます。

家計診断サービス『オカネコ』を運営する株式会社400Fが給与収入のある283人を対象に行った「オカネコ 労働とお金に関する調査」(2025年)では、働く人の意識の変化が浮き彫りになっています。

3.1 「契約以上の働きはしたくない」

本業に対する努力や貢献については、「給与契約で求められる範囲内の努力をすれば十分」という回答が51.6%で最大でした。「給与への不満や期待のなさから、最低限の業務に留めたい」の11.6%と合わせると、努力や貢献を「給与範囲内」に限定する層は63.2%に達する計算です。

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「オカネコ 労働とお金に関する調査」

出所:株式会社400F「オカネコ 労働とお金に関する調査」

一方、「給与以上の成果を目指す」人は36.8%と少数派にとどまります。管理職は責任が重く業務量も多いことから、収入の高さが納得感に直結するわけではないと考えられます。

3.2 キャリアより「時給」、マネジメントへの関心も薄い

調査ではキャリアより時給を優先したいというニーズも見えてきます。副業の時給換算額が本業を上回る場合、副業に時間を割きたいという回答は51.2%に達し、本業(将来のキャリアや責任のため)を優先するという回答を上回りました。

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「オカネコ 労働とお金に関する調査」

出所:株式会社400F「オカネコ 労働とお金に関する調査」

また、「部下への指導・マネジメント業務」を重要度が低いと感じる人が13.1%にのぼっています。

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「オカネコ 労働とお金に関する調査」

出所:株式会社400F「オカネコ 労働とお金に関する調査」

調査からは、現在の会社にこだわらない姿勢と、管理職業務そのものへの関心が薄れている様子もうかがえます。

調査概要

  • 調査名:オカネコ 労働とお金に関する調査
  • 調査方法:WEBアンケート
  • 調査期間:2025年11月15日(土)~2025年11月16日(日)
  • 回答者:全国の『オカネコ』ユーザー・給与収入がある方283 人
  • 回答者の年齢:30代以下16.6%、40代31.1%、50代36.0%、60代以上16.3%
  • 回答者の世帯年収:400万円未満19.8%、400万円以上600万円未満19.1%、600万円以上800万円未満20.1%、800万円以上1,000万円未満15.9%、1,000万円以上1,200万円未満7.1%、1,200万円以上11.7%、わからない6.3%