2026年6月15日は、4月分と5月分の年金が支給される日です。この日に年金とは別に「ひとり約1万1000円」を受け取れる可能性があるのが、年金生活者支援給付金の給付対象者です。

すべての年金受給者がこの給付金の対象者とはなりませんが、所得、世帯の課税状況などの条件に合致すれば、年金と合わせて受け取ることができます。

そこで、今回の記事では、年金生活者支援給付金について、対象者や支給額、申請方法についてお伝えします。

1. 「年金生活者支援給付金」とは

年金生活者支援給付金とは、年金収入やその他の所得が一定額以下の人に対し、生活を支える目的で支給される公的な給付金のことです。

この制度は、消費税率の引き上げに伴い、低年金の人を支援する仕組みとして2019年10月にスタートしました。年金そのものを増やすのではなく、年金に上乗せで支給されるのが特徴です。2カ月に一度、年金と同じ受取口座に支払われますが、年金には合算されません。

また、年金生活者支援給付金は、次の3つの種類に分けられます。

  • 老齢年金生活者支援給付金
  • 障害年金生活者支援給付金
  • 遺族年金生活者支援給付金

なお、この3つの給付金ですが、それぞれの受給要件は異なります。対象になっても自動的に支給されるわけではなく、原則として請求手続きが必要です。