4. ツヤツヤの大きな葉が春にぐんぐん育つ「ツワブキ」
ツヤツヤの葉が美しい「ツワブキ」は、庭の中でも日当たりの少ない、日陰の花壇に植わっていました。
「ツワブキは、春に青々とした新しい葉が広がるのもいいですよね。」とUさんは話してくれました。秋には黄色い花を咲かせてくれる常緑多年草で、ほとんど手間がかからない頼れる存在です。
※参考価格:500円~1000円前後(3.5〜4号ポット苗)
5. 星型の花が可愛らしい「ハナニラ(イフェイオン)」
次に紹介するのは、春に星型の可憐な花をたくさん咲かせる「ハナニラ」です。
「とても丈夫で、植えっぱなしでも毎年花を咲かせてくれます。球根がどんどん分球するので、シャクヤクの株元に植え付けていたものも花が咲きました。組み合わせを楽しみやすいのも魅力です。」
元気で増えすぎてしまう一面もあるので、広がりすぎないように、間引いたりしながら育てるのがおすすめです。
- ※参考価格:50円~100円前後(球根1球)
6. こぼれ種から育てて花が咲いた「クリスマスローズ」
クリスマスローズは、季節によって置き場所を変えたいので、鉢植えで育てているというUさん。
「もともと育てていた緑の花が可愛いクリスマスローズが、こぼれ種から芽吹いているのを見つけて、じっくり育てていました。今年でたぶん4年目の株が今年初めて咲きました。何度繰り返しても、うれしいですね。」と満開に花を咲かせた原種のクリスマスローズを見せてくれました。
そしてもう一株、「お迎えして3年目。色が少しずつ変わってきてしまいましたが、毎年株が充実してきて、たくさん花を咲かせてくれます。」という花の先が赤く色づいた鉢植えも見せてくれました。ほかにも、こぼれ種から育てているという小さなポット苗も一緒に並んでいましたよ。
クリスマスローズは、落葉樹の下など、冬は日が当たり、夏は涼しい木陰になるような「半日陰」の環境が育てやすい植物です。常緑の葉も美しく、一度環境に馴染めば、毎年美しい花を咲かせてくれます。
- ※参考価格:1000円〜3000円前後(苗のサイズや品種による)
7. まとめにかえて
今回は、福岡県のUさんの庭ですくすく育っている植物の中から、「植えてよかった」と感じている、〈多年草(宿根草)〉や〈球根植物〉5つを紹介しました。
庭の環境になじめば、毎年同じ季節に美しい葉や花を見せてくれる頼もしい植物たち。ローメンテナンスな庭づくりを助けてくれる頼もしい存在です。
庭の「日なた」と「半日陰」をよく観察して、それぞれの環境で健やかに育つお気に入りの植物を見つけてみてくださいね。
8. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?
最後に、日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いも整理しておきましょう。
- 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
- 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
- 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
- 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。
「日陰で生育する」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、花つきが悪くなる可能性が高いです。
可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。
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福岡県の半日陰の庭でガーデニングを楽しむUさんに、実際に育てている植物の中から「植えてよかった」という多年草&球根植物3つを教えてもらいました。どれも冬~春に花を咲かせるローメンテな植物たちです。




