富裕層ピラミッドの頂点「”純”金融資産5億円」超富裕層は11.8万世帯!「いつの間にか富裕層」同僚はもしかして「スーパーパワーカップル」かも?
年収が高いと「投資割合」も高くなる?
beauty-box/shutterstock.com
過ごしやすい陽気になった5月。連休の合間に「将来のお金」について、ふと不安や興味を感じる瞬間はありませんか?「自分たちの蓄えで足りるのか」と身が引き締まる一方で、実は日本には「富裕層」と呼ばれる人々が増え続けています。
今回は最新調査をもとに、普通の会社員から資産を築く人の共通点と、世帯別の「運用のリアル」を詳しく解説します。
1. 富裕層ピラミッドの頂点「”純”金融資産5億円」超富裕層は11.8万世帯!
「富裕層」と聞くと、ごく一部の特別なお金持ちをイメージしがちですが、野村総合研究所では、世帯が持つ“純金融資産額”を基準にして、全体を5つの層に分けています。
ここでいう純金融資産とは、預金や株式、投資信託、保険などの金融資産の合計から、住宅ローンなどの借入(負債)を差し引いた、実質的な資産額のことです。
1.1 純資産保有額の階層別にみた「保有資産規模と世帯数」

出所:株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」
- マス層(3000万円未満):約4424.7万世帯
- アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満):約576.5万世帯
- 準富裕層(5000万円以上1億円未満):約403.9万世帯
- 富裕層(1億円以上5億円未満):約153.5万世帯
- 超富裕層(5億円以上):約11.8万世帯
純金融資産1億円以上の「富裕層」と5億円以上の「超富裕層」を合わせると、全世帯の約3%にあたる165万3000世帯を占めています。一方で、3000万円未満の「マス層」は約8割を占める最大の層ですが、近年はここから資産を増やして富裕層へ移行する世帯も増えています。
日々の節約や資産運用の工夫が、将来の資産階層アップにつながる重要な出発点といえます。
著者
LIMO編集部銀行出身者チームは株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、メガバンクや地方銀行などの大手金融機関にて、資産運用相談や融資業務の経験を積んだ「元銀行員」の編集者が中心となり構成されている、金融専門のライティングチームです。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍しています。
LIMO編集部銀行出身者チームには株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)出身の石津大希など、資産運用アドバイザーとしての実務経験を有する編集者が在籍しており、各編集者がファイナンシャル・プランナー(FP)として、シニア層から富裕層まで幅広い層の相談に対応してきた点が強みです。
金融機関での勤務経験年数はチーム合計で20年超。表彰歴を持つ編集者も多数在籍しています。国税庁や金融庁など官公庁の公開情報をもとに、豊富な経験と知識を有するプロフェッショナル集団が、読者に正確で実践的な情報をお届けします。
【主な取り扱いテーマ】厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に記事の企画・執筆・編集・監修を行っています。(最新更新日:2026年1月9日)