ゴールデンウィークの5月、現役世代にとって「もしも」に備えるうえで重要な制度が障害年金です。実は、年金に上乗せされる「生活者支援給付金」の受給件数は約217万件にのぼり、その中でも最も多いのは50代で、約46万件を占めています。

2026年度は、基礎年金1級が約105.9万円となるほか、給付金も増額される予定です。いざというときに慌てないためにも、制度の基本と最新の改定内容をしっかり確認しておきましょう。

1. 障害基礎年金「1級約105.9万円」2級の1.25倍!働き盛りの万が一を支える!

障害年金は、加入している年金制度によって「障害基礎年金」と「障害厚生年金」の2階建て構造になっています。令和8年4月分からの改定額を確認しましょう。

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障害年金は2階建て

LIMO編集部作成

障害基礎年金額は2級が84万7300円であるのに対し、1級はその1.25倍にあたる105万9125円(+子の加算)になります。障害厚生年金は「2階建て」の2階部分にあたるため、1級・2級の方は厚生年金に加えて、基礎年金もあわせて受け取れるのが大きな特徴です。

2026年度の障害年金「年金月額」2/4

2026年度の障害年金「年金月額」

出所:日本年金機構「障害基礎年金の受給要件・請求時期・年金額」

この「1級は2級の1.25倍」という計算式は障害厚生年金(報酬比例部分)にも同様に適用され、さらに配偶者がいる場合の加給年金などが対象となります。

このように1級・2級は基礎と厚生のダブル受給となりますが、障害厚生年金には独自の3級もあり、症状や過去の納付実績に応じたきめ細かな保障となっています。