どんよりとした梅雨空と、晴れた日の厳しい日差し。これからの季節は庭の管理が難しくなりがちですが、そんな時期だからこそ、日なたで生き生きと輝く花を植えてみませんか?
今から植えれば、雨の中でも、照り付ける太陽の下でも、元気に育って庭を彩ってくれます。今回は夏の暑さと梅雨の湿気に強い植物を6種、参考価格とともに紹介します。
記事後半では、この時期に植物を植え付ける際、失敗を防ぐために押さえておきたいポイントについてもお伝えしますので、さっそく見ていきましょう。
1. この記事で紹介する「今からでも植えられる、暑さと湿気に強い植物」にまつわるあれこれ
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- 今植えて毎年初夏~秋ずっと花が咲く!暑さと湿気に強い《多年草》2選
- 今植えて秋までずっと楽しめる!暑さと湿気に強い《一年草》4選
- この時期の植え付けを成功させる「3つのポイント」
- 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
※この記事で紹介する一年草には、本来は多年草でも「日本の気候では一年草扱い」とされている植物も含まれています。
2. 今植えて毎年初夏~秋ずっと花が咲く!暑さと湿気に強い《多年草》2選
2.1 ひまわりに似た花色が愛らしい「ルドベキア」
ルドベキア2/12
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ひまわりをコンパクトにしたような花が、夏空に明るく映えるルドベキア。耐病性に優れ、日本の猛暑や多湿環境の中でも元気に花を咲かせる強健な性質です。
黄色い小輪の花が一般的ですが、近年はチョコレート色やアースカラーを帯びた大輪系の品種も登場しています。
※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)
2.2 夏のナチュラルガーデンに似合う「エキナセア」
エキナセア3/12
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エキナセアは夏のナチュラルガーデンで存在感を発揮する主役級の花。花の中央がイガ栗のようにぽっこりと盛り上がるユニークな花形が特徴で、真夏の太陽を浴びるほど元気に開花します。
花持ちがよく、咲き進むにつれて花弁が下垂する品種もあり、野趣あふれる花姿が魅力です。
※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)
3. 今植えて秋までずっと楽しめる!暑さと湿気に強い《一年草》4選
3.1 涼しげなカラーが上品な「アンゲロニア」
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細い茎に白・紫・ピンクなどの小花が穂状に咲くアンゲロニア。縦に立ち上がり、多湿な環境でも株元が蒸れにくいスマートな草姿です。
草丈が高くなるタイプは夏花壇の後方で、コンパクトなタイプは鉢植えで活躍します。
※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)
3.2 猛暑に強く、星形の小花がかわいらしい「ペンタス」
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ペンタスは星型の小さな花が傘のようにこんもりと集まって開花。多くの植物が暑さで開花を休んでしまう猛暑期でも、途切れることなく次々に花を咲かせます。
花色は華やかな赤や涼しげな白、淡いピンクからビビッドなピンクまで多彩です。
※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)
3.3 花色豊富で、初心者にも育てやすい「ジニア」
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「ヒャクニチソウ」の名のとおり、今から植えても秋の終わりまで長く咲き続けるジニア。かつては仏花のイメージが強かった花ですが、近年では品種改良によりおしゃれな品種も登場しています。
ドーム状にこんもりと育ち、咲き終わった花をおおい隠すように新しい花が次々と咲くため、お手入れの手間もかかりません。
※参考価格:100円~500円前後(3号ポット苗)
3.4 鮮やかな葉色のカラーリーフ「コリウス」
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コリウスは花に負けない鮮やかな葉色が魅力のカラーリーフ。夏空の下で、赤・黄・ライムグリーン・チョコレート色などの葉色がさらに鮮やかさを増します。
バリエーション豊かな葉色や模様があるため、コリウスを組み合わせるだけでも華やかです。
※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)
4. この時期の植え付けを成功させる「3つのポイント」
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4.1 根鉢は崩さず植え付ける
この時期の植え付けは、根へのダメージを最小限に抑えることが大切です。春や秋の植え替えとは異なり、ポットから抜いた苗の根鉢は崩さずに、そのままそっと植え付けましょう。
根をいじって傷つけてしまうと、梅雨の長雨による多湿な環境で傷口から菌が入り、根腐れを起こす原因に。また、植え付け直後の急な晴れ間で吸水が追いつかなくなり、株がしおれてしまうこともあります。
4.2 株元を深く埋めすぎない
どれほど丈夫な植物でも、植え付ける際に株元を地面より深く埋めてしまうのは避けましょう。とくに梅雨時期の激しい雨は、泥はねによって株元や葉を汚し、病気の原因になることがあります。
植え付ける際は、ポットの土の表面が、周りの地面と同じか、ほんの少し高くなる程度の「浅植え」を意識しましょう。
4.3 植え付け直後の水切れに気をつける
暑さや湿気に強い植物でも、植え付け直後は根が十分に張っておらず、水をうまく吸い上げられません。梅雨時期でも雨が少なく、気温が高くなる日があります。
地植え・鉢植えにかかわらず、植え付けから1週間〜10日ほどは、土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと水を与えましょう。
5. 暑さと湿気に強い植物で梅雨時期の庭を彩り豊かに
梅雨のジメジメや夏の厳しい暑さをものともしない植物は、これからの季節に欠かせない頼もしい存在です。梅雨空の下でしっとりと濡れる姿も、夏の強い光を浴びて輝く姿も、それぞれに違った美しさがあります。
「今からの植え付けは遅いかも」と心配する必要はありません。今からでも間に合う暑さと湿気に強い植物を植えて、梅雨時期の庭を彩り豊かにしてみませんか。
6. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
※分類には諸説あります。
※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。
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