過ごしやすい季節となりました。この時期は、生活設計やお金について改めて考える良い機会かもしれません。
特に60歳代以降の方々にとって、公的年金は生活の大きな支えとなります。しかし、公的年金以外にも、国や自治体が用意しているさまざまな支援制度があることをご存じでしょうか。
これらの制度の多くは、自分で申請手続きをしないと受け取ることができません。知らずにいると、本来受け取れるはずだったお金を逃してしまう可能性もあります。今回は、老齢年金に上乗せされる給付金や、働き続けるシニアを支える雇用保険関連の手当など、見落としがちな公的給付について詳しく解説します。
1. 知っておきたい「申請しないと受け取れない」公的なお金
公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は、私たちの暮らしを支える重要な仕組みです。
ただし、これらの年金は支給条件を満たせば自動的に受け取れるわけではありません。受給するためには、ご自身で「年金請求書」を提出し、請求手続きを行う必要があります。
同様に、国や自治体が提供する「手当」「給付金」「補助金」なども、その多くが申請手続きを必要とします。
もし申請期限を守れなかったり、必要な書類がそろっていなかったりすると、受け取れるはずのお金が減額されたり、最悪の場合受け取れなくなったりすることもあります。
公的な支援制度を必要なときに確実に利用するためには、どのような支援が自分に関係するのかを把握し、手続きをきちんと進めることが大切です。
