3. 【老後世帯】医療費・住居費・日常支出にみる家計構造の実態
退職後は「生活費が大きく減る」と考えられがちですが、実際には、現役時代に減る支出がある一方で、新たに増えやすくなる支出もあります。リタイア後の家計では、その入れ替わりを理解しておくことが重要です。
3.1 減りやすい支出
- スーツや仕事用の靴・バッグなどの被服費
- 通勤交通費
- 平日の外食代
- 職場関係の交際費
仕事に紐づく支出は、退職後は自然と抑えられる傾向があります。
3.2 増える可能性のある支出
- 在宅時間の増加による光熱費
- 趣味や習い事などの余暇費用
- 友人・親族との交際費
- 旅行やレジャー関連費
- 医療費や介護費用
自宅で過ごす時間が増えることや、年齢を重ねることによる身体面の変化などから、生活費が想定以上に膨らむケースも少なくありません。
そのため、退職後の生活費については「現役時代より必ず減る」と考えるのではなく、どの支出が減り、どの支出が増えやすいのかを事前に整理しておくことが大切です。
著者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)