3. 【新NISA】増えたお金「どう使う?」プロが伝える出口戦略3選

NISAで大切な視点が「どう使うか」です。代表的な3つの方法を比較してみましょう。

3.1 定額取り崩し

・メリット:毎月の収支が読みやすい
・注意点:枯渇リスクは高め

毎月一定額(例:10万円)を売却して生活費に充てる方法です。家計の見通しが立てやすく、年金に近い感覚で使えます。

ただし、運用額にかかわらず一定額を取り崩すため、長生きした場合に枯渇するリスクがあります。残高と照らし合わせて計画的に設定しましょう。

3.2 定率取り崩し

・メリット:残高に応じて取り崩すので長持ちしやすい
・注意点:毎月の受取額が変動する

一定の率(例:残高の1%)で取り崩す方法です。残高が多いときは多く、少なくなれば取り崩し額も減るため、定額取り崩しと比べ資産が尽きにくくなります。

ただし、毎月の受取額が変わるため、固定費の多い人には向かない場合もあります。

3.3 持ち続けて分配金を受け取る

・メリット:解約の手続きが不要
・注意点:オルカンは分配金がない。分配型ファンドの選択が必要

資産を売却せず、投資信託が支払う分配金を生活費に充てる方法です。売却の手続きがないため、自動的にお金を受け取れます。

ただし、オルカンやS&P500の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は分配金を出したことがなく、今後も分配しないことが想定されます。

この方法を取りたい場合は、毎月分配型といった別の銘柄への乗り換えも検討しましょう。NISAは売却すると翌年に投資額が復活するため、銘柄の入れ替えも可能です。