2. 【新NISA】投資額累計1800万円、その後「ほったらかし運用」20年後はどうなっている?

オルカンのMSCI ACWIやS&P500の実績はいずれも良好で、そのままシミュレーションすると期待が過剰になるかもしれません。

ここでは、もう少し低い利回りでシミュレーションしてみましょう。

2.1 NISAシミュレーションの前提

・年初に360万円を一括投資資
・新規投資は累計1800万円に達するまで継続(5年目まで)
・累計1800万円に達した以降は新規投資せず運用を継続(6年目以降)

シミュレーションは、NISAの年間投資可能額である360万円を年初に一括投資する前提で行います。NISAのうち、つみたて投資枠は積立投資が前提ながら、ボーナス投資などの設定を利用すれば一括投資に近い運用も可能です。

新規投資は、NISAの累計投資可能額(非課税保有限度額)である1800万円に達するまで行います。年360万円なら、5年目で1800万円に達する計算です。6年目以降は新規投資は行わず、運用のみを継続します。

2.2 利回り5%なら17年で倍増 非課税でそのまま手取りに

この前提で利回りを5%とした場合、運用益は17年目で投資額の1800万円を上回ります。運用益は20年目に約2542万円に達し、本来は約516万円の税金が生じるところ、NISAなら非課税です。

利回り5%運用シミュレーション2/2

利回り5%運用シミュレーション

出所:著者作成

2.3 利回り別 20年後の運用額

・利回り3%:3067万円(運用益:1267万円)
・利回り5%:4342万円(同2542万円)
・利回り7%:6112万円(同4312万円)
・利回り10%:1億99万円(同8299万円)

NISAで1800万円を最短で投資すると、比較的小さい利回りでもまとまった資産となります。また、NISAなら税金がかからないことも大きなポイントです。

※本シミュレーションは過去の実績を基にした試算であり、将来の成果を保証するものではありません。市場環境により資産が大きく減少するリスクもあり、常に右肩上がりで推移しない点に注意が必要です。