4. 【介護】高齢者住宅改修費用助成制度

シニア世代は介護の面でさまざまな給付を受けられますが、なかでも自宅で安全に過ごすための住宅改修費用助成は有用な制度といえます。

手すりの設置やバリアフリー化をした際、生涯で20万円までが支給されます。要支援・要介護のグレードにかかわらず受け取れる給付金であり、介護を受けることになった際は優先的に利用を検討したい制度です。制度の詳細を見てみましょう。

高齢者住宅改修費用助成制度について4/5

高齢者住宅改修費用助成制度について

出所:厚生労働省「介護保険における住宅改修」をもとに筆者作成

支給額

  • 生涯20万円(※要介護状態区分が3段階以上重くなった場合や、転居した場合は再度20万円までの基準額が設定される場合があります)
    ・保険給付:9割(上限18万円)
    ※所得に応じて8割(上限16万円)もしくは7割(上限14万円)

支給要件

  • 在宅介護や高齢者の自立支援のために福祉用具を導入する際に必要な段差の解消や手すりの設置などの改修工事をすること

申請手順

  1. ケアマネジャーに相談する
  2. 施工事業者を選択し見積もり依頼をする
  3. 工事前に市町村へ申請する
  4. 市町村が内容を確認して結果を通知する
  5. 工事をしてもらう
  6. 工事完了後に市町村へ給付請求する
  7. 支給額が決定・通知される

注意すべき点は、着工前に申請が必要な点です。すでに工事が始まっている場合、原則として給付金は申請できません。介護にともなう住宅改修をする際は、事前にケアマネジャーや自治体に相談したうえで進めましょう。