4. 「自分の見込額」を把握しよう
2026年度の年金額改定は4年連続のプラスとなりましたが、国民年金1.9%・厚生年金2.0%の引き上げ幅は物価上昇に届いておらず、実質的には目減りしているのが実情です。
また、60歳代〜80歳代の平均月額を見ても、厚生年金と国民年金の差は月10万円前後あり、現役時代の加入履歴が老後の家計を大きく左右していることがわかります。
なお、平均月額はあくまで参考値であり、実際の受給額は加入期間や現役時代の収入で一人ひとり異なります。
自分が将来受け取れる年金の見込額は「ねんきんネット」でいつでも確認可能です。
50歳以上なら、毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」にも見込額が記載されています。
自分自身の見込額を早めに把握したうえで、老後の資金計画を見直しましょう。
参考資料
苛原 寛
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、SNSやWebコンテンツを通じて金融情報の発信を支援する株式会社ファイマケの代表を務める。