2. 遺族年金生活者支援給付金とは?年間約6万7000円が上乗せされる制度

遺族年金生活者支援給付金は、所得などの条件を満たす遺族基礎年金の受給者の生活をサポートするための給付金制度です。

  • 2026年度の月額は5620円で、前年度から170円の増額となりました。

年額に換算すると約6万7440円となり、大幅な増額ではありませんが、食費や光熱費といった生活費の足しになる金額といえます。

もし子ども2人が遺族基礎年金を受け取るケースでは、月額5620円を子の人数で按分した額が、それぞれに支払われる仕組みになっています。

2.1 遺族年金生活者支援給付金はどの世代が多く受給している?(2025年3月時点)

遺族年金生活者支援給付金の受給者総数は7万7707件にのぼりますが、どの年齢層の受給者が多いのでしょうか。

年齢別の内訳を確認してみましょう。

遺族年金生活者支援給付金(令和7年3月)2/3

遺族年金生活者支援給付金(令和7年3月)

出所:厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」

  • 30歳未満の受給件数:6216件
  • 30歳代の受給件数:7881件
  • 40歳代の受給件数:3万4072件(最多)
  • 50歳代の受給件数:2万7828件
  • 60歳以上の受給件数:1710件

最も受給者が多いのは40歳代で、次いで50歳代となっています。

これらの世代は、子どもの教育費や住宅ローンといった支出が大きくなりがちで、家計の管理が重要になる時期といえるでしょう。