2026年の新年度が始まり、キャリアについて考える機会が増える時期ではないでしょうか。昇進や昇格は、キャリアアップの代表的な選択肢の一つです。
特に「中間管理職」になると、給与はどれくらい増えるのか気になる方も多いでしょう。しかし、収入が増える一方で、責任や悩みも増えるといわれます。
本記事では、厚生労働省のデータを基に、部長・課長・係長といった中間管理職の平均年収を解説します。あわせて、管理職が抱える現実的な課題にも触れていきますので、今後のキャリアプランを考える参考にしてください。
1. 【役職別】中間管理職の平均年収はいくら?部長・課長・係長の給与データを一覧で解説
厚生労働省が公表している「令和7年賃金構造基本統計調査 役職別」のデータをもとに、中間管理職である「部長」「課長」「係長」の平均的な年収を確認していきましょう。
※本記事で用いる賃金とは、調査対象年の6月分における所定内給与額の平均を指します。これは、実際に支払われた給与から時間外手当などを除いたもので、所得税などが差し引かれる前の金額です。
はじめに、部長・課長・係長それぞれの平均賃金(月額)と平均年齢をみてみましょう。
1.1 役職別・男女別の平均月収と平均年齢
- 部長職
- 男女計:平均賃金 63万5800円/平均年齢 53.1歳
- 男性:平均賃金 64万2400円/平均年齢 53.1歳
- 女性:平均賃金 57万8300円/平均年齢 53.0歳
- 課長職
- 男女計:平均賃金 52万9200円/平均年齢 49.5歳
- 男性:平均賃金 54万1400円/平均年齢 49.5歳
- 女性:平均賃金 47万300円/平均年齢 49.4歳
- 係長職
- 男女計:平均賃金 39万9200円/平均年齢 45.4歳
- 男性:平均賃金 41万900円/平均年齢 45.3歳
- 女性:平均賃金 36万5700円/平均年齢 45.7歳
上記の月額賃金(男女計)を基に、賞与を年間で4カ月分と仮定した場合の平均年収を試算すると、以下の金額が目安となります。
著者
マネー編集部年収班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、メガバンクや大手証券会社等の金融機関にて勤務経験がある編集者が中心となり、国税庁や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに情報発信を行っています。
マネー編集部年収班に所属する編集者は株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等の資産運用アドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍し、豊富な経験と知識を保有しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月9日)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)