春の柔らかな日差しが心地よく、花々が咲き誇る春爛漫の季節を迎えました。色とりどりの庭先に憧れつつも、「うちの庭は日当たりが悪いから……」とガーデニングを諦めていませんか。

一日中まったく日が差さない暗い場所は難しいかもしれませんが、少しでも日が当たる時間があったり、木漏れ日のような明るい日陰であれば、工夫次第で楽しめる植物もあります。

今回ご紹介する植物たちも、こうした「明るい日陰」で美しく育つことができるものです。

和洋問わずさまざまな空間になじみやすく、落ち着いた景色を作ってくれるシェードガーデン。

今回は、日陰でも育てやすく、庭をセンス良く見せてくれる美しい春の植物を、参考価格とともにご紹介します。

1. この記事で紹介する「日陰の庭でも育てやすい多年草」

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  • タイツリソウ:ハート型の愛らしい花が連なって咲く、ユニークな花姿の多年草。
  • ブルンネラ:ホスタに似た大きな葉と、春に咲く繊細なブルーの小花が魅力。
  • アジュガ:大人シックなブロンズリーフと青紫の花が美しいグランドカバー。

2. 日陰の庭でも育てやすい多年草3選。日陰の庭でも「春爛漫」を楽しみたい!

日陰の庭、いわゆるシェードガーデンを魅力的に見せるコツは、葉の形や色、そして楚々とした花の姿を楽しむことです。

ここでは、強い日差しがなくても比較的育てやすく、洗練された雰囲気を作ってくれる植物たちをご紹介します。

2.1 イヤリングのようなユニークな花が連なって咲く「タイツリソウ(ケマンソウ)」

タイツリソウ(ケマンソウ)1/8

ケマンソウの花。色は白、ハート形の耳飾りのような形の小花が連なって咲いている。

image-2-photography/istockphoto.com

まるでアクセサリーのような、ハート型の愛らしい花が連なって咲くタイツリソウ(別名:ケマンソウ)。春だけに開花する多年草で、ゆらゆらと風に揺れる花姿は、庭に遊び心と優雅さをもたらしてくれます。

強い直射日光を嫌うため、明るい日陰や半日陰が生育場所として適しています。花が終わると地上部が枯れて休眠する落葉性の植物ですが、根は生きているため、土がしっかり乾いてから水を与え、乾燥させすぎないように管理しましょう。

また、全草に毒性があるため、お手入れの際は手袋を着用し、ペットや小さなお子様の誤食には十分にご注意くださいね。

※参考価格:500〜700円前後(3号ポット苗)

2.2 ワスレナグサに似た青い小花が可憐な「ブルンネラ」

ブルンネラ2/8

ブルンネラの花が咲いている。花の色は薄い青。葉は大きくて深い緑。

LianeM/shutterstock.com

ホスタに似た大きな葉と、春に咲くワスレナグサのようなブルーの小花が繊細なブルンネラ。とくにシルバーの模様が入る葉の品種は、暗くなりがちなシェードガーデンを明るく上品に演出してくれるためおすすめです。

日陰でも育てやすい多年草で、主張しすぎない可憐な花と、存在感のある美しい葉のコントラストが、庭のセンスを格上げしてくれます。乾燥には少し弱いため、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えて、しっとりとした環境を保つのがポイントです。

※参考価格:1000円前後(3号ポット苗)

2.3 大人シックなブロンズリーフと美しい小花が楽しめる「アジュガ」

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アジュガの花が咲いている。花の色は紫、葉の色はブロンズ色。

mystical77/istockphoto.com

シックなブロンズ色の葉が大人っぽい雰囲気を醸し出すアジュガ。這うように広がっていく性質があり、日陰のグランドカバープランツとして庭づくりに重宝される多年草です。

春になると、立ち上がった茎に青紫色やピンクなどの美しい花を咲かせます。

環境によっては広がりやすいため、定期的な整理が必要です。スペースに合わせて時々スコップなどで根を切って整理してあげると、美しい景観を保てますよ。

カラーリーフとして一年を通して楽しめるのも大きな魅力です。

※参考価格:200〜500円前後(3号ポット苗)

3. まとめにかえて

今回は、日陰の庭でも育てやすく、センスよくまとまる春の植物を3種類ご紹介しました。

一口に「日陰」と言っても、建物の影や木漏れ日など、場所や時間帯、季節によって環境はさまざまです。まったく日が当たらない場所よりも、わずかな時間でも光が差し込む明るい日陰の方が、植物は丈夫に育ちやすくなります。

日当たりが悪いからと諦めず、その環境に適した植物を選ぶことで、しっとりとした落ち着きのある美しいシェードガーデンを作ることができます。

ぜひ、庭の環境に合ったお気に入りの植物を取り入れて、植物の性質に合わせながら、ゆったりとした気持ちで春のガーデニングを楽しんでみてくださいね。

4. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い4/8

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。

可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。

5. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い4/8

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。

可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。

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LIMOガーデニング部